概要
『空が灰色だから』の26話「世界は悪に満ちている」に登場する女性。
単行本3巻の表紙にも描かれている。
「世界は悪に満ちている」あらすじ
年齢二十代の横井杏奈は子供の頃から見ていた魔法少女アニメのように世界にはびこる悪を倒すのが夢だった。
二十を越えているにもかかわらずダークラボという悪の軍団から世界を守るため、ボロボロの人形をマスコットキャラに見立て、魔法のステッキに跨り空を飛びながら(実際はそんなことできるはずもなく、跨ってただ歩いているだけである)ダークラボに洗脳された人たちを救うのであった。
そんないまだにイタイ行動をしている娘に彼女の母親は呆れていた。
だがしかし、杏奈は次第に世の中は意外と悪に満ちていないことを知るようになる。
横井杏奈について
女性。もう大人ではあるがいまだに魔法少女にあこがれており、小さい頃に見ていた「愛の魔法戦士マジカルラブファイターアン」にいい歳こいてなりきっているイタイ人。
青髪のツインテールにマジカルラブファイターの衣装。瞳の色は青。そして巨乳。
洗脳されている(設定)人を見つけると魔法のステッキを相手にぶつけるマジカルラブインパクツ(物理)を喰らわす。
近所ではコスプレババアとして有名らしく、煙たがられている。
彼女は高校を中退しており、五年間ニートとして暮らしていた。
その為、魔法少女のコスプレはそんな日常から抜け出すためのただの現実逃避にすぎなかったのかもしれない。