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概要編集

ノーゲーム・ノーライフ』の6巻、それを元にした劇場版ノーゲーム・ノーライフゼロ』で初登場した機械生命体の種族。

また本作の原作小説9巻にて(結構馬鹿馬鹿しい理由で)再登場。

【十六種族(イクシード)】の位階序列十位。


文の最初に【回答】や【肯定】、【質問】などの文の内容の名詞を出す。


同胞の撃破要因を解析・模倣するという能力を有しており、その精度は天翼種の『天撃』を真似し、それを受けた森精種に天翼種からの先制攻撃と誤認させるレベル。

つまりは常に『相手の攻撃+α』で戦闘を行い、戦闘をするほど+αが増大していく種族。

その特性から全種族が危険視していたが、「機凱種は見かけたら相手をしない」という消極的ともいえる対策法が周知され、無限の成長性にはある程度の歯止めが掛けられた。


基本的に『連結体(クラスタ)』と呼ばれる群体で団体行動をする。このクラスタは各個体が取得した情報を常に共有し続けており、シュヴィは『頭の全てを無遠慮に覗き見られる感覚』と表現している。作中で完全に『個体』として行動していたのは大戦時(以下ゼロ)登場のシュヴィ・ドーラのみ。


『観測体(ゼーア)』や『解析体(プリューファ)』など、機体ごとに役割が存在しており、その性能はそれぞれである程度違う。例えばシュヴィの解析体は基本性能が平均以下に抑えられているため、馬で5日の距離を数時間で踏破する程度の基礎性能しかない。(これはあくまでも基礎性能だけの話であり、兵装を使えば数分で踏破できる)


『連結体』の指揮官である『全連結指揮体』はアインツィヒ

機凱種全体の動向を決定するだけでなく、シュヴィが連結体へ再連結を申請した際には却下するなど、その権限は非常に広く細かいところまで届いている様子。


関節部などはシームレスでないし、頭部には大きな金属質の装飾(映画では他機体への連絡や兵装展開の際に光っているので、精霊運用のための端末かもしれない)が存在するので意図的に隠さない限り人類種でないことはすぐに分かる。また、毛髪もタンパク質ではなく金属製なので、抜け毛を調べられてもアウト。

逆に言えばそのあたりを隠してしまえば一見して判別できないほど人類種に近しい容姿でもある。

ただし、尻尾の様なケーブルはエネルギーを得る『疑似精霊回廊接続神経』と呼ばれる機構である為、露出させていなければならない。


なお、機械生命体の割には雌雄が存在し、群体的な側面を持つ割に容姿には個性が存在する。


本作で出ている機凱種一覧編集

センシティブな作品

シュヴィ・ドーラ


イミルアイン

イミルアイン


アインツィヒ

アインツィヒ


ゼロでは編集

天翼種の創造主、アルトシュを倒して大戦を終わらせたといわれているが、人類種(人間)のリクが裏で糸を引いていたことはほぼ誰にも知られていない。

シュヴィは天翼種の『最終番個体』であるジブリールにスクラップ呼ばわりされていたが、これは彼女が機凱種に対して用いる呼称としては一般的な物。



以下9巻のネタバレ。編集



ジブリールによって文字通りスクラップされたシュヴィだが、その直前に連結体へ自身の体験の全てをアップロードすることに成功しており、シュヴィがリクと触れ合って得た『心』を機凱種は有するようになる。

が、ここで機凱種の群体的な特性が発揮され、シュヴィがリクに対して抱いた割と重めの愛情と硬い貞操観念も完璧に反映されてしまった。結果、『リク以外とそういう事したくない』という信念を全ての機凱種が抱き、種の存続に必要な繁殖が出来ずに自滅しつつあった。

勿論彼らもこのままでは滅びることが分かっていたので、ある種の折衷案としてリクと同じような意志者を探し、繫殖しようとしていた。

そしてリクと同じく神霊種を打ち破ったを意志者ではないかと見込んでエルキアへ来訪する。


ちなみに、男性的な個体も同様の愛を抱いているため、空の尻が危ない。




関連タグ編集

ノーゲーム・ノーライフ ノーゲーム・ノーライフゼロ シュヴィ・ドーラ

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