「そなたの中には夜叉がいる。この娘の中にもだ。」
概要
『もののけ姫』の主人公・アシタカが、タタリ神と化したナゴの守を仕方なく討伐して「神殺し」を行った末に背負った業である。
この呪いに目を付けられたアシタカの腕は、まるでナゴの守が憑依しているかの様に勝手に動くなど制御ができない場面がいくつかみられ、アシタカに常人離れした筋力を与える一方で、ガン細胞のごとくアシタカの命を蝕んでいく。
アシタカがエミシの村を離れてシシ神の森へ赴くきっかけになっており、物語の原動力として機能しており、また、アシタカだけでなく多くの者の運命を左右することになった。
余談
- シシ神のモデルの一つとして推測されるフンババと、ギルガメッシュがフンババを殺したことで神々に恨まれて、その記憶に長年苛まれることになる点は、どこかアシタカの苦しみを思わせる部分があると言えるのかもしれない。
関連タグ
ウロボロス・ウェスカー:ある意味上位互換。