概要
「民の声は神の声」(Vox populi,vox Dei)とも言うように、民意やそれによって形成される世論は為政者にとっても軽んじてはいけないものではある。
ただ、民衆の総意というのは把握し辛い上、民意に流されすぎると衆愚政治やナショナリズムに陥ることもあるため、扱いの難しいものである。
「サイレント・マジョリティ」のように、しばしば為政者側にとって都合のいいように使われる言葉であるためか、インターネットなどにおいては、言葉の本来の意味を無視してネガティブな方面で捕らえれていることが多い。