戦場に多数のユニットを配置していくSRPGでは、顔や全身像、もしくはその両方の専用グラフィックが用意されたキャラクターと、一人や一体(一機)だけでなくその他複数でも流用されるキャラクターとが存在する。
後者が「汎用ユニット」である。前者と違い汎用ユニットはストーリーの主軸には関わらないことが殆どである。
汎用ユニットとなるのは特定の「個人」ではなく、「クラス」「ジョブ」や「種族(亜人やモンスター)」、あるいは戦車やロボットなどの「兵器」などである。ゲーム上は別々のキャラクター(ユニット)たちなのだが、職業(戦闘スタイル)や種族ごとに姿形が統一される事になる。
人間系の汎用ユニットの場合、兜や被り物などで顔を覆った顔グラフィックになることも稀によくある。
各キャラクターを大きく取り上げるゲームでは、敵側の雑魚キャラとして登場するものがほとんどだが、
プレイヤーの操作キャラとして登場する場合は、取りたい戦術に合わせるための融通を効かせられたり、自分好みの育成ができる存在として運用できるものや、
生産、召喚、雇用といった手段で何体も補充できる戦力として扱うなど、システムによるが固有のキャラクターを持たない分の良さや強みが用意されている。