概要
本名は木村 くめ。静岡県出身。
浅草オペラや旅回りの一座を経て、1923年に日活京都撮影所に入り、『清作の妻』『塵境』『お澄と母』などに主演し性格女優として人気を博した。
戦後は日本を代表する老け役として活躍し、60年以上の女優生活の中で300本以上の映画に出演した。晩年は、おばあちゃんアイドルとしてテレビのバラエティ番組にも多く出演した。
1989年(平成元年)10月25日午前7時55分頃、東京都渋谷区の自宅で湯を沸かそうとした際に和服の袂にコンロの火が引火、大やけどし多臓器不全のため死去した。87歳没。