概要
『遊戯王』のキャラクター、海馬瀬人と闇遊戯(アテム)の腐向けカップリングタグ。
作品内では3000年前からの因縁を持つ永遠のライバルとして描かれる。
前世ではファラオ(王)と神官(家臣)の関係であった。→セトアテ
※以下2016年以降の新情報のネタバレを含みます。
原作のアフターエピソードである劇場版 「遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」、その前日譚である読み切り漫画「TRANSCEND GAME 遊☆戯☆王」では、冥界へと旅立った闇遊戯に対する執着心を捨てきれず、権力と財力の全てを投じて闇遊戯復活計画を推し進める海馬の姿が描かれる。
原作終了より12年、突然の大供給に見舞われた海闇クラスタの末路は想像に難くない。
派生CP
連載当時より爆発的な人気を誇った遊戯王は、原作漫画だけでなく、アニメ、ゲームとマルチメディアに展開され、その数だけパラレルワールド的に世界観が広がっている。中には舞台設定や人物像が原作とは全く異なる作品もある(真DMシリーズ、ドーマ編など)。しかしそれらオリジナルストーリーにおいても、しばしば海馬と闇遊戯の姿形、時に使用カードを同じとしたそっくりさんが登場する。
すなわち彼らそっくりさんのカップリングも、当然ながら存在する。(ただし流行の時期が10年以上前となるのでweb上での現存数は少ない。)
ここでは現在Pixivにおいて作品が確認されているカップリングを概説する。
ロゼチュ(クリヘン)
クリスチャン・ローゼンクロイツ(セト)×ヘンリー・チューダー(ユギ)。中世ヨーロッパの海闇。PS2ソフト『遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズII 継承されし記憶』に登場した海馬と闇遊戯のそっくりさんである。15世紀イングランドにおける薔薇戦争を元にしており、ユギは赤薔薇派のプリンス、セトは白薔薇派の薔薇十字団団長であり、作中では敵同士である。この字面だけで圧倒される世界観の詳細は、各種ウィキを参照されたい。ユギはマジシャン・オブ・ブラックカオス並のボンデージファッション、セトは戦闘中絶対に邪魔になりそうな青眼の白龍を象った甲冑を身に纏っている。
クリティマ
クリティウス×ティマイオス。デュエルモンスターズ界の海闇。遊戯王DMドーマ編に登場した海馬と闇遊戯のそっくりさんである。さらに城之内のそっくりさんであるヘルモスも存在する。物語の鍵となる三体の「名もなき龍」として登場したが、その正体はデュエルモンスターズ界を守護する伝説の三騎士であった。クリティウスは金髪に紫色の目、ティマイオスは髪色は不明だが青色の目で、右目はダーツとの過去の戦闘により古傷で塞がれている。
キャベ魔
キャベツ×魔王様。初代遊戯王(東映版)における海闇、場合によってはDEATH-T以前の原作初期における海闇を指す。原作初期の現在とはあまりに違いすぎる両者の性格と、東映版の強烈なビジュアルにより、同一人物ながら差別化されたカップリングである。殺伐としている。名称の由来は各リンク記事を参照のこと。
セトアテ
神官・セト×ファラオ・アテム。古代編の海闇。該当記事を参照のこと。
海アテ
海馬瀬人×ファラオ・アテム。2016年公開の劇場版 「遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」を前提とした海闇。該当記事(ネタバレ注意)を参照のこと。