演:小林稔侍
概要
(作中における)港署の二代目捜査課長。
「リターンズ」において近藤課長の後任として県警本部から着任し、キザな鷹山敏樹・お調子者の大下勇次に対してあからさまな嫌悪感を示していた。
しかし「フォーエヴァー」からは、かつての近藤課長のように二人を怒鳴りつつも、内心では信頼し彼らをサポートする役回りになっている。
「まだまだ」では無事神奈川県警本部に復帰し、それどころか県警本部長にまで大出世し、その後の「さらば」劇中でも本部長職に留まっている事が明かされた。
人物像
性格はエリート意識が強く融通の利かない堅物であり、それ故に鷹山と大下と対立し嫌悪していた。しかしそこは腐っても警察官であり、卑劣な犯罪や理不尽な命令に対しては怒りを抑えきれなくなる。
しかし、問題は「ひとたび怒りを露わにすると鷹山と大下以上に『あぶない刑事』へと変貌してしまう」点である。
実際、当の本人達ですら「あの課長、俺達よりもあぶないんじゃないの?(大下)」「ただプッツンしやすいタイプなの(鷹山)」などとドン引きしていた。
警察官にあるまじき言動集
- 「逮捕しようなんて考えんでいい!ブッ殺せ、ブッ殺すんだ!!」
- 鷹山と大下に大量の重火器を引き渡して上の様な命令をした。なおこの直後正気に戻って「ウソなんだぞ!おーい!」と二人を追っかけた。
- 「うるせぇーっ!!責任でもなんでも取ってやる!もう私は県警に戻る気はない!定年まで港署に居る覚悟だ!そう本部長に伝えろ!!」
- 県警本部と対立した上、横浜市がテロリスト向けに用意した100億円を輸送中に鷹山と大下に奪われ県警幹部に怒鳴られた際に激情し啖呵を切った際の台詞。近藤課長なら匙を投げたであろう案件でなかなか肝が据わった発言でもある。
- 鷹山と大下に射殺命令を出した内閣参事官を殴り飛ばして気絶させる
- ヒラでも懲戒処分ものの蛮行である。