概要
嵯峨天皇の皇子、母は百済王慶命(百済王教俊の娘)、官位は正三位、大納言。
経歴
弘仁6年(815年)に誕生、父嵯峨天皇から寵愛され退位後に淳和天皇の猶子となる、天長5年(828年)に臣籍降下をし源姓を名乗る、天長9年(832年)に従三位、翌年の天長10年(833年)に参議となり後に中務卿を兼任した、承和7年(840年)に参議を辞任、承和14年(847年)に参議を再任、嘉祥2年(849年)に中納言、後に右左兵衛督となり貞観元年(859年)に大納言となる、貞観5年(863年)に死去。
人物
性格は温厚で音楽を好んだという。