火山の噴出物のひとつ。名前から勘違いされがちだが灰ではない。成分的にはガラスに近いものが多い。
サラサラしているが水に濡れると粘り気を持つ。
火山の噴出物のなかでも特に広範囲に降り注ぐ。大規模な噴火では火口から数百km先でも数十cm降り積もる。火山灰が降り注ぐ状況では飛行機が飛べず火力発電所が稼働できない。電線が切れてしまう恐れもある。当然鉄道や道路は通常時のように走るのは難しい。もちろん農業にも多大な影響を与える。おまけに捨てる場所を確保する必要がある。
他の噴出物と違って人命を瞬時に直接奪うような危険性はないが、インフラに多大な影響を与えるため日常生活が困難になる。
桜島は日常的に噴火しているが、噴火は小規模で降灰量が少ない。また、日常的に噴火するので火山灰対策がきちんとできていて大きな問題は起きていない。