概要
焔魔堂光は漫画『双星の陰陽師』の主人公・焔魔堂ろくろとメインヒロイン・化野紅緒→焔魔堂紅緒の間に生まれた二人の息子。本来はケガレを祓い陰陽師とケガレの戦いに終焉を齎す『太極』、神子として生まれてくるはずだったが、ろくろと紅緒が次の『穢れの王』改め『禊ぎの王』となって禍野から発せられる負の気を抑える為に旅立ち、光は師匠兼母代わりとなった音海繭良の元で育った。10歳になった光は容姿や口調は紅緒に似ているが、強い意思を秘めた眼差しはろくろに似ていると周りから評されている。
丁寧な喋り口調だが物凄い毒舌であり、繭良のアンチエイジングやお見合いお断りの件をズバッと言ってのける。その為、繭良からは『天然由来ハート抉リアン』と呼ばれている。3年前、7歳の時に繭良から自分の父と母の事について聞き、その時から『太極の力を取り戻し、陰陽道の最高神である泰山府君の力を借りて禍野を一つの惑星、婆娑羅を一つの種族として存続させる。然る後、禊ぎの王から太極の力を抜き取り父と母を現世に戻す』儀式の準備を進めてきた。
儀式の準備を進めた理由は『禊ぎの王が負の気を抑え続けている事で禍野の膨張は止まったが、今度は禍野と婆娑羅の消滅が始まった。宇宙の均衡と調和を保つためには禍野と婆娑羅の存在が必要不可欠』だからである。その為に穢れの王の生まれ変わりと目される婆娑羅の少女・みらいを協力者として準備を進めてきた。陰陽連や婆娑羅達の力を借りて、儀式を無事に成功させた光とみらい。
太極と十二天将、婆娑羅は地球を離れ、新たな星へと去った。再会を約束して一先ず別れる光とみらい。そして、禊ぎの王の役割から解放されたろくろと紅緒が現世に戻って来た事で、ようやく光は『焔魔堂光』としての自分を取り戻したのである。