概要
『エルデンリング』DLCに登場する敵キャラ。
影の地の各地を徘徊しており、遠くからの見た目は完全に馬鹿でかい松明。
DLCに入ってすぐに来られる墓地平原でも姿は確認できるため、試しに挑みに行く褪せ人も多いだろうが、こいつに安易に挑みに行ってはいけない。
まず、こいつは墓地平原にいる最弱の個体の時点で既にHPが3万を超えている他、火のついた岩石を蹴りつけたりジャンプした衝撃でトレントに乗っていても逃げきれない程の超範囲を焼き払ってくる。
更にこの個体にDLC開始後すぐに挑んだ場合、まず間違いなく影樹の加護も付与できていない上に攻撃パターンも対処法もわからないままにこの圧倒的な暴威に晒されるため、その莫大なHPと凄まじい攻撃力に心をへし折られて以降、各地にいる他の個体に対しても挑戦を諦めてしまう褪せ人は少なくない。
…かと思いきや実はダウンさせてから致命攻撃を決めれば凄まじいダメージが入るので、その一撃で倒し切ることも不可能ではない。まぁ、ダウンをとるのも3回大きく怯ませないといけないため簡単かと言われれば全くそんなことは無い上に、その巨体のせいで致命箇所が地形にめり込んだり浮いたりしてしまい、せっかくダウンさせたのに致命が取れないといったことが多発する。
ダウンの仕様も少々特殊で、体感削り値ではなくダメージ量で算出されているため、ガーディアンゴーレム等には有効だった「特大武器二挺持ちのジャンプ攻撃によって爆速で体幹を削る」戦法がコイツには通用しない(とはいえゴーレムの攻撃にジャンプ回避を要求する技が多いため、この戦法自体はやりやすい)。多段ヒットする強力な魔術や戦技を撃ち込む方が早く倒れることも。
ちゃんと戦う場合、タリスマンや祈祷、バフアイテムなどで炎カット率を最大限高めてから挑むといいだろう。赤獅子の大盾や指紋石の盾等炎カット率に優れた大盾もあると安心できる。
総じて「膨大なHPは見せかけであり、なんとかダウンさせて致命で一気に削る」というギミックボスの意味合いが強い。
実際、脚を補強されてしまい正攻法では倒せない個体も後半になって出現するが、コイツの倒し方は必ず近辺に高所を取れる場所があるのでそこに立って松明部分に炎の大壺を投げ込んで誘爆させるという完全なギミックボスとなっている。
尤も、ゴーレムの猛攻を掻い潜りながら近づきつつ大壺3〜5個を的確に投げ込む必要があるので、決して楽に戦えるわけではない。
頑張って倒すと、一定時間霊薬の効果にスタミナ消費無視を付与できる「緑色の秘雫」のような雫系のアイテムと、素材である「焼炉の面」が手に入る。
なお、どの雫が手に入るかは個体によって決まっている。
ちなみに、焼炉のゴーレムの面は角人たちの伝承にある、火の悪神である。
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ウィッカーマン:元ネタ。