概要
17歳。170cm。猿藤家の嫡男。未成年だが喫煙者(ストレスが原因)。
『安底羅千変流(あんてらせんぺんりゅう)古武術』の継承者。
学校へはリムジンで登校している。
2-C組に転入してくるまでは名門・麗応大付属へ通っており、容姿端麗・成績優秀・運動神経抜群、何をやらせても完璧という超人ぶりを初日から見せ付け、孝士に代わるクラスの女子の人気者となった。
正体は、猿藤家による十二神将支配を目論む猿藤家の斥候であり、本作の実質的なラスボス。
見た目こそ非の打ち所がない好青年だが、本性は傲慢でキレやすいチンピラ気質。
孝士からもも子を奪い、十二神将の東西統一の象徴となるべく暗躍する。
……が、心の奥では、野心に狂う父・幹久の道具にされていることに傷心しており、自分の居場所を得るために必死で足掻く若者でもある。幼少期から猿藤家のためと、地獄のしごきを課せられてきたため、その期待を失うことを心の奥で怖れてもいる。
実は孝士とは、ある意味で鏡合わせの存在。
孝士と二度の決闘をおこない、一度目は孝士が平常心を欠いたことから勝利。
だが二度目は、孝士の不屈の追撃に精神的に追い込まれ、最大の一撃を叩き込もうと近づいたところを鹿護一族の秘術「百鬼封檻」を叩き込まれ、武術家としての気功の操作を封じられて敗北。
その後は諸々のしがらみから解放され、以前のような毒気は抜けている。大学に進学し、武術界から追われて落ち込む父を叱咤しながら、代議士となるべく勉学に励んでいる。
原作者の手書きブログ(2010年11月26日付の記事)での人気投票では、マギキャラにくい込み3位と健闘した。
進太郎と同じくアニメには未登場。