概要
女王の配偶者(婿)。「王婿」もしくは「国婿」と呼ばれることもある。
王妃の敬称が「陛下」なのに対し、王配の敬称は殆どの場合王子や王女と同じく「殿下」になる。
王配の称号が殆どの場合は"Prince consort"になるためである。
歴史上においては王配の称号が"King consort"になった事例も存在しており、その場合は敬称もMajesty(陛下)になるのだが、王配にKingの称号が与えられることは少ない。
これは"King"が"Queen"(女王)よりも格上の称号と認識されていることが理由であり、王配に君主である女王よりも上位の称号を与えるのは好ましくないためである。