CV:沢野ぽぷら
「むべむべ」
概要
不意に現れては主人公を窮地から救う謎の少女。着物姿に古風な言葉遣いが特徴。遠距離からの狙撃を得意とする。
作中では「ドスケベ条例を潰す鍵」として、いくつもの組織からその身柄を狙われることになる。
ヒナミ、奈々瀬、美岬ルートをクリアすることで攻略可能となる隠しヒロイン。
その正体
ここから先は「抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?」グランドルートのネタバレを含みます。
NLNS後援者である防人老人の孫にして、ドスケベ条例を作った張本人たる県知事・仁浦俊明の隠し子。
劇中ではNLNSのみならず、島に蔓延るヤクザまでもが彼女を狙っていたが、それは隠し子というスキャンダルを暴いて仁浦を失脚させ、ドスケベ条例を崩壊させる為であった。
その母は防人老人の娘・琴寄文歌であり、淳之介の人格形成にも大きな影響を及ぼした「ある事件」によって命を落としている。
防人老人は仁浦、そして島の人々への復讐の為、NLNSを利用して文乃を確保し、脅しの道具として利用することを目論んでいたのである。
まんまと利用されたNLNSは防人老人に文乃を引き渡し、その結果テレビで文乃が防人老人の傀儡として演説をする様を目撃してしまう。そしてそれは、逃亡生活の中で皆と絆を育んだ文乃の望む結末では断じてなかった。
そんな彼女を救う為、NLNSは全てを懸けて、最後の作戦を実行する。
なお、仁浦が彼女に向ける愛情は本物であり、文歌の忘れ形見、そして実の娘としてずっと気にかけていた。
一件落着後は、失った時間を取り戻すためか文乃と顔を合わせるたび、父親としてデレデレな顔を見せるが、当の文乃本人は「ぷいっ」と、あからさまにツンツンした態度を見せる事が多い。