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生体スウツ

せいたいすうつ

スウツの派生ジャンル。人間を改造してつくられた人外の姿をしたラバー生命体のこと。 見た目がスウツを着た者のように見えるために生体スウツと名付けられた
目次 [非表示]

生体スウツとは、スウツから派生したフェチ属性の1つである。

スウツとの最大の違いは、スウツが『着る』ものであるのに対し、生体スウツは『なる』ものであるという事。


ざっくりとした両者の違いはこちらで


概要

生体スウツは素体となる人間を何らかの手法で集め(献体募集や拉致など)、生体改造を施した上で誕生する。

そのメカニズムなど詳細な手法は不明であるが、生体改造は都内郊外に存在する生体スウツ研究所(表向きは別の研究施設を装っている)で行われている。

竜人獣人鳥人ポケモンなどのケモノの容姿、ツルツルしたラテックス状の体表など、生体でありながらスウツの特性を基本的に全て持っており、元の素体の性格や思考能力等は全て引き継がれるが、人間だった頃の記憶に関してはその者の適性に応じて削除される範囲が大きく変わる。実験体クラスであればほぼ100%消去され、たとえ一番適性が高い適合者であっても大半の記憶は消去されているようだ。


人外になりたい者にとっては夢のようなツールなのであるが、生体スウツは前述の通り生体改造によって生み出される存在のため、一度なった者は二度と人間の姿に戻る事は出来ない。

(例外もあるにはあるらしい)


生体スウツの最大の特徴は、常人の数倍~数十倍、多い個体では50倍を超える強烈な「性欲」を増幅させられている事である。

精液の精製速度、射精量、絶頂に至るまでの限界値、感じやすさなども同様に増幅される。

そのため、その異次元とも例えられるレベルの快楽を求めて生体スウツへの改造を希望する者も少なくないが、なりたいからすぐなれる……という簡単なものではない。


生体スウツになるためには、通常は生体スウツを生み出している研究機関に属する人物との接点を作る所から始まり、そこから段階を経て行われる適性診断や面接等によって本採用が決まる。

この期間は志願者の置かれた状況にも左右されるが、長いもので採用まで数年を費やす事も珍しくは無いようだ。

但しこれはあくまで、自ら生体スウツへの献体・改造を志願している者達の例であり、運営資金の捻出(商用個体専用の素体)やサンプル確保(実験体専用の素体)等々のために不特定多数の民間人をさらって素体にする場合もある。


生体スウツへと改造されると、後述の適性検査を経て個々の地位が確定する。

その結果上位実験体以上と認定されれば研究所内で自室が与えられるが、いずれの地位に属した場合でも生涯研究所内での生活を強いられることになる。



生体スウツの分類

生体スウツは、献体者の生体改造後の適性検査を経ていくつかの地位に振り分けられ、一度決定した地位は余程の事がないかぎりは覆ることが無い。


適合者

 極めて高レベルでの適応性を持つ者達の中で、更に試験をパスした者達に与えられる、

 生体スウツとしては最高の地位。すべてが志願者が改造素体で、全体の総数では0.1%にも満たない。

 研究所内で他の生体スウツ達の維持管理・または研究所の運営そのものに関与する権限があり、それぞれの個体が何かしらの役職に就いて日々活動している。

 土日祝含め月10日ベースでの休日・定時勤務を確約され、充分な広さの住居が与えられる。

 勤務時間外は研究所内の枠内ではあるが、自室を出て自由に行動することが許されている。


[主な適合者]

ツァイロン  東洋龍型♂。最初の適合者であり研究所内での要職を担う存在。

ルドラ   翼竜型♂。諜報課/素体確保課兼任。主に研究所外で素体を確保する任務を任されている。

ヴァーユ   翼竜型♂。懲罰課主任。規約違反者を懲罰を一任されている。

レーヴェ  鮫竜型♀。体験施設所長。自らも1スタッフとして勤務する。

リンシャ   東洋龍型♀。主に研究所内の雑務などを担当。一緒に献体志願して生体スウツになった彼氏(上位実験体)がいる。


准適合者

 適合者ほどではないが高い適応性を持つ者達の地位。生体スウツ総数のうち1%程度

 そのほとんどが志願者の素体ではあるが、ごく稀に拉致されて改造された者も存在している。研究所内では土日休みで休日は自室内でならば自由に過ごすことができる。


上位実験体

 准適合者よりも更に適性が低い者達の地位。

 日中は研究所内で勤務という名の性的な実験を受け続けさせられる。週に1日程度は休みを与えられるが、その時間帯と朝の実験開始前の数分程度しか自慰をする自由は与えられていない。

 結果的に精神面での疲弊が早く、この地位の者からは「壊れる」者達の割合が急激に増加する。


実験体

 上位実験体よりも適性の無い者達の地位。

 上位実験体との違いは、休日が無いこと、実験でのイかされる回数の限度(セーフティーライン)が緩いこと、自室が与えられないことなど多岐に渡る。


准実験体

 実験体よりも更に適性が無い者に与えられる烙印。基本使い捨て同然の扱いを受け、実験体達よりも遥かに過酷な各種実験を延々と繰り返させられたり、敢えて快楽を禁止したりするなど拷問のような実験を受けさせられることになる。

 自慰や睡眠の自由なども一切保証されておらず、その結果短時間で壊れてしまう者が殆どである。

 なお、生体スウツに危害を与えるような悪意ある人間が捕らえられて改造された者達などはすべてこの地位となる。身柄は懲罰課に送られた上で主任の生体スウツ(適合者)から壊れるまで永遠に続く厳しい懲罰を受けることになる。(救済措置は無いため、事実上の死刑扱いとも言える)


商用個体上位

 研究所ではなく、第三者のもとへ譲渡する目的で調整された個体のうち、適性が高い者達の呼称。研究所内の個体では准適合者~上位実験体に相当する者達である。

 商用個体は事前にクライアント(富裕層)から提示された容姿などの要望を反映して生体改造され、そのクライアントのためだけに調教を施されて万全の状態で「出荷」させられる。

 その後はどうなるかは譲渡先の待遇がすべてであり、人生のパートナーとして平穏に暮らすことが出来る者もいれば、性癖の捻じ曲がったクライアントの手に渡って過酷な生活を余儀なくされて壊れてしまう者もいる。


商用個体下位

 商用個体で適性が低い者はこの呼称を付けられる。

 研究所の個体の実験体以下と同じように使い捨ての消耗品扱いで取引されることが多く、そのほとんどは過酷な運命を送ることになるらしい。



生体スウツの主食

生体スウツは生体改造の過程で内蔵が簡略化されていて固形物の摂取ができなく、液体のみが摂取可能である。

主食は精液で、自身の精液の摂取を繰り返すだけでも生命活動の維持は可能となっている。

不足した栄養分は液体のサプリメントなどで補うことも可能。

生体スウツに改造されると、精液がとても濃厚で美味しいと感じるようになるらしい…




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