CV:篠田みなみ
人物像
作品世界では世界に3人しかいないデュラハンの少女で、頭部と胴体が分離しており、胴体側の首にあたる部分には緑色の炎がゆらめいている。
普通ではまずありえない体質のため、高校入学当初に周囲との適切な距離感の取り方を高橋先生に相談した所、自分から体質をネタにしたデュラハンジョークを振ってみては、とアドバイスを受ける。
頭部を抱え込んでもらうと安心する人肌恋しい性質で、高橋先生の逞しい腕筋に包容力を感じ好意を抱くようになる。
特徴
・前述の通り頭部と胴体が分離しているため、他の亜人に比べて外見的インパクトが大きい。
・五感のうち、触覚以外は頭部に集中している関係上、常に頭部を持って行動しなければならないため、手がふさがりやすい、髪を伸ばすと危険等、生活を送る上での制約も他の亜人に比べると比較的多い。
・緑の炎は熱いわけではなく普通に触れて引火もしない。ただ、他者に触られると神経を圧迫される感じがするらしい。感情が高ぶると炎の勢いが増す。
・過去に母方の実家で頭部が祖父母と別れを惜しむ間、胴体のみが新幹線に乗ったまま走り去るという事故に遭っており、少なくとも東京~岡山間まで頭と体が離れても命に別状は無い事が判明している。
・ひかりの家で胴体が待機している際、メモ帳を取り出し、メッセージを書くことはできる。
ただし、流石にトイレに行く際は、ひかりに引っ張ってもらった。
・過去に胃カメラで検査したことがあり、「首」もきちんと映った。そのため相馬曰く、首にあたる部分は外見からは「見えない」が、どこか別の場所(異空間との説あり)にちゃんと「存在」はしているらしい。
・分離した頭部にばかり目がいきがちだが、上背があり本体のスタイルは抜群。自分の体を姿見無しでマネキン人形の様に自由な角度から俯瞰できるので、ファッションチェックには意外にアドバンテージがある。
・成績もかなり良い優等生。そのためテストの順位は学年でもトップクラスであり、実力テストで学年1位を取ったこともあるなど、雪(成績は中の上)やひかり(下の下)ら他の亜人の同級生と比べても頭抜けている(デュラハンだけに)。
・長身ショートカットでダイナマイトバディなボーイッシュ乙女というギャップ萌え御用達の属性持ちであり、体構造上常人には不可能な特殊プルゥェエイ(巻き舌)にも及べるポテンシャルを秘めている(ひかり曰く『恋愛ピラミッドの頂点』)。
余談
彼女の外見は(良くも悪くも)あまりにも特徴的であるのは否定のしようがなく、そのため現実世界における不特定多数の人々の目に触れる機会の多い販促用のポスターやグッズ、一部書籍の表紙やイラストなどでは普通の人間と大差なく見せかけるためなのか、頭部を(普通の人間でいうところの)首に近い部分で持って(掲げて?)いるポーズで描写されることが多い。
おそらく「亜人ちゃんは語りたい」という作品を知らない人がいきなり彼女を見て驚いたり、先入観から作品を誤解されたり忌避されることを極力避けるための措置だと推測される。