CV:本渡楓
人物像
作中で「亜人(デミ)」と呼ばれる特殊な体質・個性を持つ人間、
明るく話好きなムードメーカー(裏を返せば能天気で強引でもある)で、
主要人物の間で何かイベントが起こる時はたいがい彼女が起爆剤。
また、普段の軽い言動からは想像しにくいが、
「亜人として生きる」事への折り合いをはっきりと付けており、
周囲への気遣いや友達の窮地の際の行動に、その強さを見ることが出来る。
ひまりという双子の妹(こちらは普通の人間)がいる。
特徴
・外見は普通の人間となんら変わりはなく、十字架も平気。鏡にもちゃんと映る(そもそもこうした『設定』は、作品世界では大昔に宗教的な意味合いから捏造されたものであり、亜人に対する一種の偏見である)。
・レバーとトマトジュースが好物で、その他の食品も好き嫌い無くなんでも食べるほか、本人いわく「ニオイキッツイのが好き」らしく、ニンニクも平気。ただしタバコの臭いは嫌っている。
・直射日光を浴びても灰になったりはしないが苦手であり、暑さにも弱い。
・彼女に限らず、バンパイアは体質的に貧血を起こしやすく(吸血行為も「不足しがちな血液を補うための行為」と考えられている)、国から月一ペースで輸血用のパックを支給されているほか、よくレバーを使った料理を食べるなど食事を中心に工夫しているため、さほど「血に飢えて」はいない模様。
・上述の通り吸血行為は行わない(行う必要が無い)ものの、「噛みたい」という衝動が沸き起こることはある(通常の人間にも見られる「噛み癖」のようなものと思われる)。しかし、誰彼構わず噛みたいわけではなく、彼女なりにこだわりがあるようで、本人は日下部雪が大のお気に入り。ちなみに高橋先生は「かたい」「ふとい」「かんだとき毛がからまりそう」と散々に酷評した挙句「赤点」であった。
・特徴的な髪形はバンパイア特有のもの…では全くなく、単なる個性。ただし「セットに狂おしいほど時間を要する」(ひまり談)らしく、手伝わされるひまりからは不評。
・学業成績は芳しくなく、テストで赤点を3つも取ってしまい、高橋先生から白い目で見られたことも。