概要
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に登場するアニメオリジナルキャラクターである小野小町と清正奈緒子のカップリング。主人公の両津勘吉に対しては「原始人」、「ゴリラ男」、「野蛮人」等と呼んで毛嫌いしている。とはいっても完全に毛嫌いしている訳でもなく良い雰囲気になる場面も少なくない。
アニメ第93話以降2代目の小町を演じた三浦理恵子に変わってから、小町が単独でも活躍する話が増えていったのに対し、奈緒子が単独での中心の話は1回しかなくほとんどなかった。
アニメ第6話まで何故か、キャラクターデザインが逆だった(声優、キャラクター設定は同じ)。
アニメ版ED「毎日、ノープロブレム」をデュエットで担当した事がある。
両津に対して「結婚したくない男性ナンバーワン」といつも言っているが、アニメ版第293話「両さん熱愛宣言!?」ではお見合いした両津の事をからかったり、お見合い相手の真琴(ちなみに大原部長の妻の良子は真琴の知り合いでもあった)は両津の事が気に入り付き合いしたいと申し出た時も真琴の悪口を言ったりしていたが、真琴の実力を見せつけられた後は言わなくなった。その後、麗子に駐禁の取り締まりをしていた時に両津と真琴の仲睦まじい姿を見せつけられ納得いかず嫉妬し、奈緒子は「もうまるで恋人同士って感じで見せつけてくれるんですよ!」と麗子に不満をぶつけ、小町も「許せないわ。何であんなゴリラ男がモテる訳おかしいと思いません?麗子さん!」と不満をぶつけていたが、麗子は「両ちゃんの良さが分かる子がやっと現れたんだから喜んであげなきゃ」と呟いていたが、直後にため息をついて少し寂しそうな様子を見せており、小町と奈緒子は麗子の顔を見て不思議に感じていた。
余談
2人とも同い年で同格という設定ではあるが、第27話と第57話では奈緒子が小町のことを「先輩」と呼んでいるシーンがある。これは2人の関係を忘れていたか把握していなかった脚本家のミスである可能性が高いが、当時の奈緒子は「チョベリグ」「チョベリバ」といった、放送当時流行していたギャル語を使うなどミーハーな性格であったことから、冗談やノリのつもりで先輩呼ばわりしたとも受け取れる。ちなみに第1話から第6話までの奈緒子(当時は前述通りデザインが逆であったためデザイン自体は小町だが)はやや気が弱く、小町の後を追いかけているような節があるなどどこか後輩キャラを彷彿とさせるキャラクターだった。