概要
この記事には『アイドルデスゲームTV』のネタバレを含みます。特にしらせ編の大きなネタバレを含みます。
人物
白浜ふじみは元『チーム・スマイル』の9期生の一人だった。施設から出た彼女は芸能界で生きていこうと考え『プロジェクト47』のオーディションを受け、『チーム・スマイル』に入ったが、そこで烏丸理都から髪型が天王寺彩夏と被っているからと髪を切られたり、衣装をボロボロにされたりと陰湿ないじめを受け、脱退した。
(ふじみはこのいじめを理都が彩夏の指示で行ったと思い込んでいたが、実際はそんなことはなく理都自身の独断で行ったことだった。)
脱退後、『スマイルキラー』として烏丸理都の取り巻きである尼崎と大津のスキャンダルを暴露し引退させた。
そしてふじみは 関西から関東へ逃げ、整形をし、左利きを矯正して自分で作り上げた新しい存在へと生まれ変わり『プロジェクト47』のオーディションを受け直した。
それこそが『幸せ天使 筑波しらせ』なのである!
※ここから先、筑波しらせと白浜ふじみの様々なネタバレがあります。
各ルートにおける彼女の動向
しらせルート以外の共通事項
しらせルート以外のシナリオではしらせはまり姉からゴールデンドリームボールを貰い、ルーレットくじ引きの試練をする事なく第一チャレンジをクリア。(これは最終シナリオであるD.o.D編でも同様である。)
しらせルート
しらせとなったふじみは今回のD.o.Dに偶然、彩夏と理都が参加していることを知り、二人に対し憎しみを駆り立てる。(当然これは「偶然」では無く、「偶然」そうなったように見せかけたドリパクの仕込みである。)
そしてしらせルートではまり姉は千春にゴールデンドリームボールを渡すため、しらせは第一チャレンジのルーレットくじを自らの運及びドリパクから購入したドリームボールを使用してクリア。
そしてまり姉のデスライブを見たしらせは、デスライブが人の命を奪う本当の処刑であることを知り 自らの正体を隠しながら、デスライブでの二人の抹殺を狙う。
そしてドリパクが仕掛けた様々なイベントをクリアし、復讐相手である彩夏と理都、そして同じチーム・ハッピーの一員でありちは姉として慕っていた茅ヶ崎千春、そして諫早れんや旭川姫などの自分以外のすべてのアイドル達をデスライブへと叩き落し、全員を抹殺する。
だが、D.o.Dを勝ち残り、復讐を完遂した彼女がドリパクから聞かされた真実は、彼女が思っていたものとは大きく異なり、いじめを指示していたと思っていた彩夏は実際にはいじめの事実すら知らず、白浜ふじみの脱退を自分のせいだと思い込んで落ち込んでいたという事実だった。
しらせはその真実が受け入れられず錯乱状態に陥り、最後に「ふじみん、わるくないもん………」の言葉とともに精神崩壊を起こし再起不能となってしまうのだった。
真理子ルート
真理子ルートは真理子が第一チャレンジで脱落する為、それ以降のストーリーを見ることは出来ないが本ルートにおいても真理子はドリパクから「デスライブの事はネタバレ厳禁パクよ!」としてデスライブの真実を口外しない事と交換にドリパクから貰ったゴールデンドリームボールをしらせに渡しており、しらせ自身は第一チャレンジをクリアしていた。
ちなみにしらせにゴールデンドリームボールを渡した真理子に対し、ドリパクがしらせに渡した事でトンでもない事になると、暗にしらせが白浜ふじみとして復讐を実行するだろう事を忠告していた。(当然この時の真理子はしらせの正体が白浜ふじみである事を知らなかった。)
D.o.D編
第一チャレンジはしらせ以外のヒロインルート同様、まり姉からゴールデンドリームボールを貰い、ルーレットくじ引きの試練をする事なくクリア。
そしてまり姉のデスライブ終了後、千春からデスライブが人の命を奪う本当の処刑であるとの情報がもたらされ、アイドル達は恐怖に震えることになるが、ただ一人しらせだけが喜びのあまり 狂ったように大笑いする。
ドリパクからデスライブで人を殺しても自分が罪を被る事は無い事実を聞き出したしらせは喜びと興奮のあまり白浜ふじみの事をうっかり洩らしてしまう。
白浜ふじみの事を知っていたしらせに対し、彩夏から今ふじみんはどうしているのかを問い詰められ、しらせは自分こそが白浜ふじみであり、チーム・スマイルにいた時に理都達に散々虐められていた事実を告白、そしていじめの実行犯である理都と「いじめを指示した」彩夏に対して復讐の為にデスライブに叩き落す事を宣言する。
それ以降、しらせは白浜ふじみとして復讐のためだけに行動するようになり、れんがその態度をたしなめるも、「お前は地獄を見たことはあるか!?私はある!!」と聞く耳を持たなくなる。
千春は説得の為にしらせに対し真理子や姫がデスライブから救出された事実を告げ、しらせも真理子達に合流して他のアイドル達の救出の為に協力してほしいと懇願するが、しらせは彩夏と理都を助ける事になるのを理由に拒絶してしまう。
そんな頑なな態度をとるしらせに対し千春は「ココロワイヤル」を仕掛けてしらせを説得、今まで理都が白浜ふじみに対してやってきたいじめの数々をしらせから聞かされる。
だが、千春はそれに対してデスライブを利用して復讐したとしても、アイドルとして二度と表舞台に立てなくなると忠告、そしてしらせ自身も本当はそうなってしまう事実に気付いていた。
千春は理都に生きて謝罪させることを約束するとしらせもわざと脱落することを決意する。
そしてしらせがデスライブをうける前に彩夏と理都がしらせの前に現れ、いじめに関わる真実を告げる。
彩夏自身は理都を問い詰めるまでいじめのことを全く聞かされておらず、ふじみんがいじめられた事実を全然知らなかったこと、白浜ふじみに対するいじめは実際は彩夏の周りから邪魔者を排除する為に理都が自分自身の独断で行ったことであったという事実だった。
しらせがこのことを知らされた時は彩夏がいじめに関わらなかったという事実に衝撃を受けつつも理都の言い分に対しては怒りと呆れが入り混じった複雑な精神状態で怒鳴りつけた。
そしてチーム・スマイルのリーダーとして素直に謝った彩夏と比べ理都は白浜ふじみを虐めたことにより彩夏を苦しめた事についての謝罪だった為、今度は彩夏の怒りを買い「そんな理都なんて嫌いだ!」と言われ彩夏に嫌われた理都は絶望に陥り悲しみにくれる。
そんな彩夏と理都のやり取りを見ていたしらせは「幸せ天使 筑波しらせ」として二人を許し、デスライブを受けることになる。
D.o.D編でのしらせのデスライブは着ぐるみを着こんでツキノワグマになりきっての鮭ハンティングから始まる雄熊の習性(気に入った雌熊に小熊がいるとその小熊を殺害し雌熊を自分の物にする)を利用した処刑なのだが、今回 雄熊に関しては熊の着ぐるみを着込んだ旭川姫に対しCG処理を行うことでドリパク達の目を誤魔化し、しらせを極秘裏に生還させることに無事成功することが出来た。
後にしらせの頼みで理都をデスライブから救出したあとは理都に土下座をさせて今までの事をキッチリ謝罪させた。
そしてその後は、体が小さい事を利用して諫早れん、天王寺彩夏の救出に参加、二人を無事生還させる。(ちなみにその事については真理子からの指示だった為、しらせは「まり姉は人使いが荒い。」とぼやいていた。)
他のキャラからの関係性
天王寺彩夏
白浜ふじみのことを妹みたいだと可愛がっていた為、脱退したのは自分が原因ではないかと思っており、そのストレスや元々豆腐メンタルだったことが切っ掛けで理都がブラットムーンと呼称するスランプ現象に陥っていた。
ふじみ自身は彩夏こそが自分をいじめた張本人だと思い込んでいたが実際はそうではなかった。
D.o.D編の最終ステージで敗北しデスライブに落とされたときは、変形ロボットの着ぐるみ(間接を無理な方向に捻じ曲げられたり、人体を強引に分離させたりすることで着ぐるみを着込んだ人間を殺害する。)からしらせが彩夏を引っこ抜いて救出することにより、デスライブより無事に生還できた。
烏丸理都
天王寺彩夏の邪魔になる存在だと考えている。
そのため ふじみを排除するために取り巻き達とともにあらゆる嫌がらせをして虐め、チーム・スマイルから追放した。
D.o.D編にて救出された後、筑波しらせとなったふじみに対して今までの虐めのことを反省し土下座して詫びた。
関連タグ
旭川姫………熊の着ぐるみを着て筑波しらせをデスライブから救出。