CV：榊原優希
人物
少年でありながらシャドバカレッジの理事長を勤めている。
ハイテンションかつ陽気な性格だが、どこか掴み所を見せない時がある。
波瀬浦ハルマとは何かしらの関係がある様子で、彼のカレッジ内での暴挙に手を貸しているかの描写がある。
使用デッキ
ニュートラルを主体とするデッキを用いる。
相棒のデジフレはガルエル。
キーカードは反転する翼でその効果によって自分のフォロワーを堕天もしくは天使化させてプレイする天使堕天使デッキを使用。切札はエンハンスでプレイすると攻撃力と体力以外あらゆる効果を受けず堕天フォロワー分のダメージを全体に与える『カオティックエンジェル』
そして、メインカードとは別口でこちらもデッキに入れている。
シャドバプレイヤー唯一のニュートラルデッキ使いだが元ゲームではニュートラルオンリーは出来ないためにリーダースキンが実装されていない。
『マヂカルラブリーの全力!アニシャド応援部』で対戦を行った際は代用として、ネメシスクラスをリーダーに選んだ。
関連タグ
ウルフラム・ゼルガ：稀に遭遇することもあるが、反応に関しては……。
伯佛カン：別カードゲームアニメにおける中の人つながり。
臥炎キョウヤ：他作品のカードゲームアニメに登場するキャラクター。容姿や性格、役職などが色々と酷似している。また、ハルマに似た性格のキャラとの関りがある所も一緒だが、彼の場合は最終的にはその人物を捨てた。
宇治川紫夕：中の人繋がり。性格もやや似ている(?)
※ここから先ネタバレ注意
実はかつてハルマにバトルをし、そして彼を負かしたことがありそれがハルマが校内で暴挙を働くようになる。つまりはミカドこそがハルマの暴挙の元凶とも言える人物となっていたのだった。
セブンスフレイム優勝後は
「そろそろ…直接遊んであげてもいいかな」
と告げてホログラムのプロフィールを砕いた。
ネタバレ含む関連タグ
更なるネタバレに注意
表向きでは飄々としている彼だが、その本性は自らの才能に溺れ自分以外の者を｢負けて当然の弱者｣だと見下している絶対勝利至上主義者である。
幼少期から優れた才能と共にその歪んだ思想を秘めていた彼は実の父親相手ですら接待として手加減しながら振る舞い、曰く｢さじ加減を間違えて｣勝利した際に味をしめてはその父親を再起不能になるまで一方的に叩きのめしてしまった。
それ以降、自分より弱い相手を完膚無きまで叩きのめす快楽に目覚め、自身が敗北することを知らないまま今の人格が形成されていった。
後にライトと直接対決をする展開になった際、バトルに関しても「僕にとっては遊びに過ぎない」と明言した。
最終的にはバハムートも呼びだし、ライトに文字通りの「大いなる破局」を与えて勝利。
その後もしぶとくライトはミカドに挑むも、負け続けていき……最後には「自分も眠くなってきた」(意訳)ことと、イツキが「これ以上は止めてください」とバトルを止めるように進言された事もあって、バトルはそこまでとなった。
ライトとの2戦目ではサタンを呼び出し、全てアポカリプスデッキに変え、アスタロトの宣告とカオティック・エンジェルの効果で完全なる勝利を収めた。
しかもこの時のライトのデッキは、新たな切札デュアルレイジを採用した新デッキである。
バトル後はセブンシャドウズを倒すことを告げた。
が…
「いいさ…望むならもう一度やってあげる。その時こそ、君の終わりだ…天竜ライト」
再び立ち塞がった場合は本気で潰すことを宣言。
そして、ワールドランキング最終日、ライトとの互いの信念をかけた試合が始まった。
堕天フォロワーと強力なレジェンドフォロワー達の圧倒的な力で追い詰めるも、徐々に本性を露わにして感情的になるがあまり以前のバトルで警戒しておいたデュアルレイジでパワーアップしたレーヴァテインドラゴンモードαのラストワードの発動を許してしまいその効果である敗北回避能力で耐えられてしまい、返しのターンでレーヴァテインドラゴンの攻撃を受け初めて敗北した。
更なるネタバレを踏まえたタグ
ラスボス：アニメ第1期のラストを飾ったという意味でもラスボスに近い。
これより先は、第2期『セブンシャドウズ編』のネタバレ注意。
51話（セブンシャドウズ編の第1話）において、シャドバカレッジの理事長というポジションについたのが、父親からの任命によることが判明する。
この任命の時に、ミカドの父は自分の子供に対して明らかな畏怖の感情を抱いていた。推測の域ではあるが、前述のトラウマの影響が見てとれる。また、シャドバカレッジにポジションを与えることで、自分から遠ざけることを狙った可能性もある。
ミカド本人は、これに関して『都合の良い厄介払い』(意訳)と思っている部分もあるのかもしれない。
52話から54話においても、先の敗北を認めておらず、セブンシャドウズの試練においても｢自分が全員倒す｣と、さらに増長した様子を見せる。そして試練に挑む一番手となり、竜ヶ崎ヒイロと戦った。
この時、ヒイロは別の意味でもミカドに敗北を教えようとバトルに望んでいる。
ヒイロのことも見下しており、ヒイロが本来のデッキであるドラゴンクラスではなくネメシスクラスを使っていることについても、ネメシスクラスの特徴も自分は知ってるから所詮こけおどしと酷評している。
更にはターンを重ねる中でヒイロもこれまで自分に勝手に挑んで負けて勝手に泣き喚いた今までのプレイヤーと同じ目に遭わせようと宣言する。しかしヒイロからは、自分に負けたにも拘らず今までのプレイヤーのように泣き喚いて逃げながったプレイヤーが居るという事実を告げられた上、ワールドランキング最終日ライトに負けたという事実から逃げようとしてることさえも見透かされており、価値ある敗北を教えるためにぶっ潰すと逆に宣戦布告されている。
彼を窮地に追い込むも、耐え切られてしまい、逆に自分が彼の宣言通りに叩き潰されたのだった。
自分のスマホを落とし、跪く彼にヒイロは淡々と「満足するまで再戦するか」と告げる。
それは皮肉にも彼が今まで苦しめたプレイヤーたちに向けたものと同じだったが、それに気づかぬままスマホを手に取ろうとするも動揺したことで落としてしまい、慌てて拾おうとするも敗北の瞬間がフラッシュバックする。
今回と合わせてたった二回の敗北だが、有利な盤面からの逆転は彼にとっては信じられない出来事であり、理解の範囲から越えた事実。
「負けてないって言ってるだろっ！？」
その後、彼の身を案じて戻ってきたライトに手を差しのべられるも、精一杯の虚勢を張って怯えるようにスマホを拾い、震える身体を引き摺るようにその場を立ち去った。
決して負けを認めようとしなかったが、落ちた拍子に割れたスマホの画面は、まるで彼の心情を表しているようでもあった。
62話・63話においては、夜那月ルシアとイツキのバトルを観戦し、ルシアの言葉を聞いて心の変化が起き始める。
64話ではバトルをするもやはり先程のヒイロとのバトルに負けたトラウマが置き初手の一手だけでルシアにはその全てが見抜かれており、凡ミスが目立っていた。自分のミスに後悔し、2回負けた自分を認めたくなかったが自分がしてきたことに気づき、自身の弱さを強さに変え、ドローしたのはー
「破壊の後に創造がある…完璧を壊したボクは強いぞ…夜那月ルシアぁ！」
ミカドのもう1枚の切り札、バハムートだった。
バトル終盤少しづつルシアを追い詰めるも少しのミスからまた追い込まれてしまう。ルシアの切札であるダークエンペラーを超えるために引いたカードは 最強の切札カオティックエンジェルであり敗北というトラウマを乗り越え
「混沌の翼が天を裂く！羽ばたけ！カオティックエンジェル！」
完璧という枷を外し敗北を受け入れられなかった自分を切り札の翼に乗せて飛び立ちカオティックエンジェルを進化させ闇を光で覆うように反転する翼で天使フォロワーに変身させ最後はカオティックエンジェルの効果ダメージとカオティックエンジェルの効果ダメージで破壊されたダークエンペラーのラストワードによりルシアに勝利した。
