百済王善光

くだらのこにきしぜんこう

百済王善光とは飛鳥時代に日本へ亡命した百済の王族。

概要

義慈王の子、冠位は正広肆、百済王氏の祖。

経歴

舒明天皇朝に百済から日本へ亡命した。後に百済が滅亡したが日本に留まり天智天皇3年（664年）に難波に住み百済王氏の祖となる。天武天皇4年（675年）の正月に薬・珍物を献上した。朱鳥元年（686年）に天皇の葬儀では孫の良虞が誄を詠んだ、持統天皇朝に入り正広肆の位を受けた。

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