概要
2009年がホビージャパンの創業40周年に当たることから、同年2月に記念企画として発表。
HJ文庫より原作小説が刊行されると共に、アルター製作のフィギュア発売された。
なお、小説が一応の「原作」として位置づけられているが、「クイーンズブレイド」と同様に「実質的な原作はフィギュア(小説は、立体物やアニメを含めた『百花繚乱メディアミックス企画』の一部でしかない)」の色合いが強く、キャラクターの容姿や基本的な設定は統一されているもののメディアによって物語の内容は大きく異なっている。
『月刊コミック電撃大王』連載の漫画「~百花繚乱~戦国乙女」(作画・しなのゆら)とは無関係である。
小説
HJ文庫より刊行されている。著者はすずきあきら、イラスト:Niθ。全17巻。
ストーリー
元号が「平誠」に改まってから20年余を過ぎた21世紀初頭の日本。鎖国は解かれたものの徳川幕府の治世が続き、慶康が第25代将軍の座に就いていた。霊峰・富士山の麓に築かれた巨大教育機関・武應学園塾では、生徒会執行部が「豊臣狩り」と称して徳川家に対する反乱分子と認定した在校生への弾圧を強め、その横暴に対する不満は強まる一方であった。
父の失踪後、在校生ながら学園併設の柳生道場で師範代を務める柳生宗朗は執行部の豊臣狩りに疑問を抱き、距離を置いていたが突如として生徒会から道場の明け渡しを命じられる。明け渡しの期日が間近に迫ったある日の晩、宗朗がいつものように道場で修練に励んでいると突然、空から天井に穴を空けて大小2振の刀を持った全裸の美少女が降って来た。柳生十兵衛三厳を名乗るその少女は道場を強襲した風紀委員会の服部忍群を華麗な剣術で撃退するが、その後も宗朗の前には次々と歴史上の武人の名を受け継いだ美少女たちが現れる。
主な登場人物
- 柳生宗朗(CV:平川大輔)
- 柳生十兵衛三厳(CV:悠木碧)
- 真田幸村(CV:釘宮理恵)
- 後藤又兵衛(CV:小林ゆう)
- 徳川千(CV:寿美菜子)
- 服部半蔵美成(CV:後藤沙緒里)
- 直江兼続(CV:豊崎愛生)
- 徳川慶彦(CV:櫻井孝宏)
- 柳生義仙(CV:水原薫)
- シャルル・ド・ダルタニアン(CV:小清水亜美)
アニメ
第一期
2010年10月から12月まで、独立UHF局ほかにて放送された。なお、タイトルはカタカナ表記の『百花繚乱サムライガールズ』が正式名称である。タイアップレコード会社サウンドトラックの発売はランティス。アニメーション制作は、アームス。
音楽
主題歌
オープニングテーマ
「Last vision for last」
歌 - 飛蘭
エンディングテーマ
「恋にせっせ通りゃんせ」
歌 - サムライガールズ ~柳生十兵衛・真田幸村・徳川千~(悠木碧・釘宮理恵・寿美菜子)
第二期
タイトルは『百花繚乱サムライブライド』。2013年4月より放送された。
主題歌
オープニングテーマ「AI DO.」(第1-11話)
作詞 - 畑亜貴 / 作曲・編曲 - nyanyannya(Team.ねこかん[猫]) / 歌 - 橋本みゆき
エンディングテーマ「結局、偶然で候」(第1-11話)
作詞・作曲・編曲 - ZAQ / 歌 - 柳生十兵衛(悠木碧)・真田幸村(釘宮理恵)・徳川千(寿美菜子)
ゲーム
パチンコ
ブラウザゲーム
GoogleChrome、Firefox対応のブラウザゲーム。
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