概要
カナエの星の主人公である多柏学院の中等部二年生である少年。何らかの決意をやり通す事を決めた際に「ええい、ままよ‼」と叫ぶ口癖がある。
思い立てばすぐ行動する危なっかしい性格の持ち主で、周囲からは『点火ずみの爆弾』として危険人物として扱われているが、本人はいたって気にしていない。
そんな彼と普通に接してくれる桧原里久は、彼の数少ない友人の1人である。
なお、彼の突拍子の無い行動は親切心から来るものなので、彼の扱いは微妙なものとなっている模様。
そんな彼ではあるが、妹的存在である一条摩芙に関することになると、過保護すぎるぐらいの保護者のような様相を呈し、彼女から否定的な扱いを受けると、途端に酷く落ち込む超絶シスコンっぷりを披露する(これは幼い時、摩芙が彼女の祖父から何事かを聞かされて以来、影を秘めるようになった事が切っ掛けのようだ)。
ある人物から『既(すんで)の道』と呼ばれる“突き進んで(運命などを)切り抜ける道筋を見る方法”を教わったことがあり、似たような力である『半開きの力』を扱う資質、もとい素質が備わっており、運命に導かれるように『半開きの力』の担い手が現れるのを待っていた星平線のそよぎと出会い、世界を破滅へと誘おうとする謎の勢力『半閉じの目』の一派と対決。世界を救う使命を背負う事となった。
また、摩芙が背負った、何か仄暗い何か(彼は呪と表現している)を消し去る為に、何かしらのアクションを取る事を心に決めているようだが…?
なお、『半閉じの目』一派の1人であるアルベルトが摩芙から新たなる『半開きの力』の使い手が「ナオちゃん」と聞かされた際、彼を(おそらく)先代の『半開きの力』の使い手と思わしき直会樺苗と勘違いした事から、その人物や『半開の目』、『半閉じの目』一派とは何らかの関連性が疑われるが詳細は今の所不明である。