あなたの未来を担保に、お金をお貸しいたします!
ミダス銀行通商部の行員を名乗る謎多き、というかうさん臭い男。
突然公麿の元にやって来て、資産運用と称し金融街へと導いた張本人。
奇術師風の格好をしており、軽薄で神出鬼没。時間や空間の操作が可能らしく、人を実時間から切り離したり、あらゆる場所に突然現れたりする。
金融街の管理人とも言える存在であり、アントレ同士のディールを円滑に進めたり、ミダスマネーの原泉である輪転機の起動を行ったりと、金融街の管理を行っている模様。
銀行員という立場から中立的で、彼曰く「上」の意思で動いている。
恐らくは公麿以外にも多くの人間を金融街に誘い込み、勧誘していると思われる。
しかし彼が勧誘対象の身近に現れ、ミダスマネーが勧誘対象の銀行口座に振り込まれた時点で金融街への参加は確実に回避不能であり、勧誘と言うには語弊がある強引なやり方で人々を金融街に取り込んでいるようだ。
勧誘員というよりは金融街への参加を避けられない人々のナビゲーターと言ったほうが適当だろう。
彼が歩く度に、「チャリン」と金が鳴るような音を立てる。
その奇妙極まりない一挙一動や櫻井孝宏の怪演から、作品中でも人気の高いキャラクターである。
二人目の「真坂木」?
各金融街には、必ず極東金融街における真坂木のような存在が一人は存在するようである。
作中では北米金融街の「真坂木」が登場し、その姿は極東金融街の真坂木と瓜二つ。ちなみに北米金融街の「真坂木」は英語を喋る。
彼の名前もまた真坂木なのか、すべての金融街共通で真坂木という名を共有しているのかは不明である。
最終話では(おそらくは)すべての真坂木が金融街の主らしき存在のもとに揃い踏みしていた。ちなみにカラーリングは一人ひとり違う。
関連
勧誘員つながり
放映時期が近かったこともあり、同じ
「勧誘を行う」「自分に意思はなく、あくまで上位存在の意思で行動する」という共通点からキュゥべえと比較されることも多い。
もっとも、キュゥべぇが落ち着いた物腰で淡々と物事を語るのに対し、真坂木は正反対の軽薄で、まるで道化のような人を小馬鹿にしたような話し方をするという最大の差異がある。
また、魔法少女になることには一応の拒否権があるのに対し、金融街への参加に拒否権はないという点も大きく異なる。
…劇中の未来を奪われた者たちの描写を見ると、キュゥべぇはまだ情があったのかもしれない。
薬売りと勧誘員
こちらは声優と中村健治つながり。
見た目の派手さと胡散臭さはどっこいどっこいだが、薬売りは一応人助けをしてくれるため薬売りの方がはるかに親切である。