CV:郷田ほづみ
概要
圧倒的な戦闘力とカリスマ性を持ち合わせているものの、劇中では彼自身は特にこれといって行動を起こすことは無く、せいぜい幾つかあるアジトで剣心組と遭遇したことで戦かったくらいだが、その理由は明治という時代を生きられない<今十勇士>のメンバー達を哀れに思ったからで、自分があくまで象徴的な存在でしかないと理解していた為である。しかしその一方で自分を頼ってくれた今十勇士の為に、計画の疎外となる聖(or輝)や剣心たちと刃を交えたことから、決して冷淡ではない人物である事がうかがえる。
戦闘面では大小2本の刀による二刀流スタイルを用いるほか、記憶封じの術や幻術、瞬間移動の様な術を行使する事ができる。
下仁田での一戦目と石岡の洞窟内での二戦目では、自身の影武者ともいえる今十勇士の1人・望月との同時攻撃をあたかも自分1人で行っているように錯覚させて主人公たちを破るが、剣心に見破られてしまう。
最終決戦の後、瓦礫に埋れるが、今十勇士の遺体が発見されたのにもかかわらず、彼のみ発見されることはなかった。
尚、今十勇士たちからは実力を頼られているだけではなく本当に慕われており、最後は彼らの遺体を並べて看取るなど、決して悪人ではなかったことが示唆されている。
過去やキャラの掘り下げは全くされず、正体は不明で、ラストで崩壊したアジトからは真田の遺体だけは見つからず、本当に『真田幸村の亡霊』かもと思わせる演出も入っている。