真銀斬を撃てテンニンカ
しんぎんざんをうててんにんか
みんな!助けに来たよ!(シャキンシャキン)
『真銀斬』とはシルバーアッシュが使用するスキルのこと。
最高レアリティとはいえ初期実装のオペレーターのスキルながら、非常に強力な範囲攻撃で、使用者の防御力が激減するデメリットはあるものの、使えば危機的な状況も覆せるため、高難易度の戦闘では欠かせないスキルとして知られている。
高性能故に「真銀斬が全てを解決する」なんて言われる程である。
一方テンニンカは低レアリティながら低コストが売りの先鋒オペレーターの中で屈指のコスト回復能力を持ち、特にコストに余裕がない危機契約では必須級のキャラクターとされている。
しかし、そんな二人の力をもってしても危機契約の高難易度をクリアするのは至難の業である。
敵の速度が早ければシルバーアッシュの出撃が間に合わず、敵の能力が高いとテンニンカでは戦線を維持できない。ましてや編成人数を制限されると、他に必要な役割を残すためにどちらかを捨てなければならなくなる。
これまでの戦闘と違い、まるで詰め将棋でもさせられているような過酷なイベントにドクターは理性を消耗させていた…
そして理性を失ったドクターが呟いた打開策が
「真銀斬を撃てテンニンカ」という無茶振りだった。
もしテンニンカが真銀斬を撃てたら強いの?
ぶっちゃけまあまあ便利かもしれないが、危機契約の高難易度では打開策にならないという評価になるだろう。
そもそも、真銀斬の強さはシルバーアッシュの高ステータスによって支えられている部分もあり、他の☆6前衛オペレーターが使えるならまだしも、☆4先鋒であるテンニンカでは威力がかなり下がってしまい、終盤の山場を乗り越えるには頼りなくなる。
元々の耐久力もかなり劣るため、デメリットの防御力低下により何の変哲もない遠距離攻撃で退場させられたりするリスクも高い。
その分低コストなので、序盤のコストがカツカツなステージでは救いになってくれるだろうが。
そもそも、1人のオペレーターが装備できるスキルは1つなので、テンニンカが真銀斬を撃つということは、テンニンカがコスト回復してくれなくなることになるはずである。
テンニンカが戦線をある程度維持する代わりにシルバーアッシュなどの頼れる味方の配置が遅れ、結局代わりのコスト回復要員が必要になるだろう。
そのためのテンニンカだというのをドクター達は忘れてしまっているらしい。
ハッシュタグとしての流行
実用性はともかく、パワーワードとしての破壊力は高かったのでじわじわ流行し、SNSではハッシュタグネタとしてよく使われる。
中には他のスキルをテンニンカに要求する別パターンや「りんごちゃん(テンニンカのコスト回収スキル)を使えシルバーアッシュ」という逆バージョンも発生している。
他にもプレイヤーのむちゃぶりが派生して「イラプションを撃てテンニンカ」「黄昏を発動しろテンニンカ」「四ブロックしてくれテンニンカ」などのタグもちらほら見られる。
また、同系統のスキルを持つエリジウムにも飛び火。
「真銀斬を撃てエリジウム」と呟かれてもいる。
なお本人は彼女に向かって「誰が!戦場で!旗を!武器にするんだよ!」とツッコんでいる模様。
pixivでは、このネタになぞらえてシルバーアッシュの服を着たテンニンカやテンニンカが真銀斬を撃とうとしているイラストに付けられている。
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イドのネタバレを含む為、まだイドまで到達してないマスター及びそもそもオーディール・コール自体「何それ?」なマスターは引き返すことを推奨。 個人的なストーリーの後日談回。 カマちょがちょくちょく彼に顔パスで通されてたのを思い出したのでそれを組み込んでみた。 あとはもう、ネタ回に走らせます。 失ったものが多すぎるので。3,704文字pixiv小説作品