cv:鳥海浩輔
実写版:吉高由里子
概要
人間鉄骨渡りで死んだ石田光司の息子。外見も特徴的な顎が同じでカイジからも面影があると言われた。年齢は父親曰く「カイジと同世代」。
地下では、半ば生還を諦めたような感覚であり、適度に仮病を使い休みつつ勤労しているサボり魔のクズ。地下に落ちる前はエスポワールでのカイジの話を父から聞かされており、一目会ってみたいという気持ちからカイジと対面する。
実は光司の借金を上乗せしたのは彼である。自分のギャンブルで負った借金にもかかわらず、それを肩代わりできなかった父のことを侮蔑(彼は父の最期の瞬間は知らない)したため、その死を見届けたカイジに殴り飛ばされ、一喝された。その後心配した怪我人にまでヤジを飛ばし、さらに45組に堕ちたカイジをバカにする始末。しかし、地下チンチロリンで大槻班長との勝負にて夢見たいな逆転勝利を目の当たりにして唖然。『賭博破戒録』終盤で父光司との借金返済の約束を果たせていなかったカイジは広光を見殺しにすることができず、カイジが沼で得た金で45組と共に地下を出る。そしてカイジに何度も感謝し、今度こそ真面目に働くと告げた。
アニメ版では、テレビ中継でカイジの沼開放を目の当たりにし、亡き父へカイジの強さが父の言った通り本物だった旨のことを、涙ながらに語るシーンが追加された。
実写版では石田裕美(原作における石田の妻のもの)という女性に変更されている。
ゲーム『逆境無頼カイジ Death or Survival』ではカイジが死闘の末石田さんの家族が債務者リストに外されたため、地下に落ちなかったことが示唆されている。