社会人百合
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しゃかいじんゆり
社会人女性同士の百合。
成人女性同士の百合を指す「大人百合」とほぼ同義として扱われることもあり、カップリングの片方が主婦やニートなどである場合も「社会人百合」に含めて捉えられることがある。しかし、例えば商店主と大学院生の百合は、大人百合であっても社会人百合とは言い難いかもしれない。
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「そういえば私、目イジったんですよお」 間延びした声で、これまたとんでもないカミングアウトをする後輩だと思った。 これはテストだ。私は今、年下の女の子に試されている。 彼女が用意した得体の知れないカードでババ抜きをさせて、ハズレを引こうとする私の反応を観察しながら、内心小馬鹿にしているに違いなかった。 一度でもハズレを引いた途端、私はきっと彼女の中でもう「遅れてる」のだ――。 <※以下より、ネタバレを含むあらすじです> デザイナーの谷本(たにもと)さんは、 3つ下の直属の後輩で、新卒2年目の新奈(にいな)ちゃんの扱いにほとほと困っていた。 彼女は谷本さんに懐いている(?)ようだが、その本心は読めない。 言動がすべてニュータイプ。谷本さんがその理解に苦しむ場面が多いのに、 案外新奈ちゃんの言っていることの方が今どきで、一理あることがほとんど。 ちょっぴり卑屈な谷本さんは、そんな新奈ちゃんと自分を比較してしまい、 彼女に対して浅からぬ感情を抱いている。 時々、新奈ちゃんは谷本さんのことを試すような態度をとって振り回してくる。 今回は「目をイジった」ことを気安く告白されてしまい、 谷本さんは彼女との価値観の隔たりを改めて実感し、愕然とする。 それでも今どきな彼女に「価値観の古い人間」とはどうしても思われたくなくて、 無意識に背伸びして、新奈ちゃんが気に入る回答をしてしまう自分がいた。 そんな新奈ちゃんは、飲み会ではなぜか決まって谷本さんの隣の席に座る。 相変わらず谷本さんを振り回す言動ばかりする新奈ちゃんだが、 そんな彼女の目をみて、谷本さんはひとつ思い出す。 以前の新奈ちゃんは、テープで二重をつくっていた。 いつも隙のない彼女だが、一度だけそのテープが見えてしまっていた。 谷本さんはそれを指摘しようとしたが、やめた。 初めて隙を見せた後輩を、「いじらしい」と感じてしまったのだ。 そして本当は、彼女が気安く目をイジったって言ったあの時、怖かったのだと気づいた。 身体にメスを入れることそれ自体ではなく、 一瞬でも「あの日の彼女に二度と会えないのでは」と 感じてしまった愚かな自分に気づき、恐怖したのだ。 飲み会のお開きが近づくころ、新奈ちゃんは谷本さんの肩に頭を乗せて眠っていた。 そこへ営業部のイケメン、佐伯(さえき)がやって来て 「自分が新奈ちゃんを送っていく」と言う。 かつて佐伯に遊ばれていた谷本さんは、 「可愛い新奈ちゃんと自分が比べられている」と思い、ひどく落ち込む。 今にも涙がこぼれそうになった時、谷本さんの窮地を救ってくれたのは、 あろうことか新奈ちゃんだった。 ずっと寝たふりをしていた新奈ちゃんは、 深爪が食い込むほど握りしめていた谷本さんの手を机の下でそっと握りしめてくれ、 誰にも聞こえないほど小さな声でそっと囁いた。 「断ってください。――“私が連れて帰ります”って言ってください。さあ」 解散してふたりきりになった帰り道、二人はなぜかしばらく手をつないだまま歩いた。 彼女と別れてすぐ、新奈ちゃんから『私、先輩のこと結構好きな気がします』というラインが届く。 「どうせまたいつものからかいだろう」と受け取った谷本さんは、 一度は真に受けずに返信したものの、一番素直な言葉を伝えようと小さな決意をする。 それはいつも「新奈ちゃんが気に入る回答をしてしまう自分」との決別だった。 しかし、その前に新奈ちゃんから 『酔った勢いで、既読無視してた男に電話しちゃいました』と はぐらかすような内容のラインが届く。 その内容に谷本さんはひどく憤る。結局新奈ちゃんの本心は分からず仕舞いだ。 だけど、おかげさまで涙は引いていたのだった。5,900文字pixiv小説作品- phantom pain
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