概要
CV:原田美枝子
本作のラスボス。天女の装いをした妖艶な美女。
神楽・神無により封印を解かれ「仏の御石の鉢」、「蓬莱の玉の枝」、「火鼠の衣」、「龍の首の珠」、「燕の子安貝」を捧げられ、居城「夢幻城」と共に復活する。
武器の命鏡(みかがみ)で相手の攻撃を返したりあらゆる幻術を用いるほか、「天女の羽衣」を手に入れ太刀を操る完全体となる。
生きとし生けるもの全ての時を止める呪法『明鏡止水の法』で世界を支配しようとする(ただし、かごめが持ち歩いていた救急箱の中身やペンダントには彼女の霊力が宿っており、これを身に着けていた一行は干渉を受けなかった)。
何気に劇場版のボスでは唯一犬の大将と因縁がない相手だったりする。
ネタバレ
その正体は天女の肉体を喰らった妖怪の集合体。
天女を人という括りで捉えるならば、奈落と同様の方法で誕生した半妖である。
50年前は弥萢法師や奈落と三つ巴の関係だったが、弥萢法師により封印されていた。
終盤、犬夜叉の内なる願い「完全な妖怪化」を妖術で実現させ手駒にしようとするもかごめの必死の呼びかけで犬夜叉が踏みとどまり失敗。
さらに自身の不老不死の能力を狙う奈落が乱入し乱戦となるが、最後は爆流破を返したところに風の傷とかごめが矢の代わりに放った錫杖で命鏡を打ち砕かれ爆散し、霊体になってなおかごめの身体を狙うも弥勒の風穴に吸い込まれる。