私たちは機械じゃない!人間なんだ……!
わたしたちはきかいじゃないにんげんなんだ
「私たちは機械じゃない! 人間なんだ……!」とは、学園アイドルマスターにおける月村手毬の発言の一つ。
初星コミュ2章において、ユニットメンバーの花海咲季、藤田ことねとの共同生活を送ることになった手毬。
それからは咲季の作る特製手料理を日々の食事とすることになったのだが、その内容はというと、
手毬「パサパサのチキンにブロッコリー、得体の知れない謎のペーストに生野菜。正体不明の汁物とサプリ。」(下マンガ参照)
そんなディストピア飯じみたメニューを半月もの間続けることになり、さらにトレーニング後に「特製SSD(スーパースタミナドリンク)」なる見た目も味も珍妙な発光液体まで提供される羽目に。
ついに我慢の限界に達した手毬は、寮内で咲季と口論となってしまう。
咲季「さっきからわけわかんないわ!栄養があって、味が良くて、それで何が不満なわけ!?」
手毬「いい加減にしてよ!私たちは機械じゃない!人間なんだ……!」
そんなアイドル候補生同士の喧嘩で出るとは思えない壮大なスケールの発言が話題を呼び、ただでさえ迷言に定評のある手毬の語録にまた一つ追加されることとなった。
なお、この発言を聞いたことねは、騒ぎを聞いて通りかかった有村麻央に対して演劇の練習とごまかしている最中だったため、とっさに「ディストピアのマザーAIと、レジスタンスの最終決戦シーン」と表現するのだった。
それもあってpixivではシチュエーションを本格ディストピア化(そして咲季をAI扱い)したネタまで見られる。
実際のところ、咲季の手料理は上記のセリフにもある通り栄養価と味については手毬も「最初はね!」というほどには評価されており、これを毎日食べているという花海佑芽が「アイドルとして最高の数値を持つ肉体」と評されていることから効果についても一定の信頼性はあるといえる。
問題は見た目があまりにもディストピア飯なことと、同じメニューを何度も提供されることで、食欲の減退やストレスを与えかねないことであり、それが手毬の怒りを招いてしまっている。(それでも佑芽や篠澤広からはSSDも含め絶賛されているのだが)
騒動の後、ことねは騒ぎを起こした2人にガッツリ説教をかまし、事態の根本的な収束を図ろうとクラスメイトの紫雲清夏と葛城リーリヤにも協力を頼み、咲季との料理対決をすることに。
そこで審査員を務めた清夏も咲季の手料理については「美味しいのに二度と食べたくない」「ケミカル」「(手毬達が半月ずっとそれを食べ続けていたことに対して)完全に修行」などと散々に酷評。リーリヤはそんなこと言わない(ただし言わないだけ)。
しかもことねの出した味噌汁が見た目・味ともに高評価を受けたことで、咲季もしぶしぶ自分の負けと非を認め、手毬との仲直りを経てメニューの改善に着手することになった。
初星コミュ3章では、咲季は手毬のリクエストも聞き入れて彼女の好物であるとんかつを入れた定食を提供したのだが、なんと手毬の目の前でとんかつの衣を全て剝がすという相変わらずのマザーAI的所業を行い、またもや2人の口論が繰り広げられる羽目になってしまった。
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コメント
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催眠おじさんのくせに若干社会派。難病とか服薬とか少しながら触れているので、誤解を招く、変更すべき、という部分がありましたら積極的にご指摘ください。 社会派というのは、これディス飯ネタ起点じゃないんですよね。嚥下困難児童向けペースト食、というNHKの放送を思い出したのが書き始めなので『医療系食品会社とのコラボありき』なのでそこは骨子で書き換えようがないのです。 おれらのはなし、としては金沢氏の artworks/121445964 のように50年後と言わず老人ホームで柔らかいメシ食ってる可能性はあるんで、そんな時「あー初星のあのメシ食いてェ~」系Pジジイとかおってもええやん?という話でもありますねぇ!7,215文字pixiv小説作品- 学マス『1話完結』SS
咲季「SAKI'S キッチン」
咲季の試作料理に、ことねと手毬がつきあわされる話です。ユニット世界線です。 手毬の食へのスタンスが間違ってたらすみません。3,084文字pixiv小説作品