概要
CV:高垣彩陽
帯広川西中央中出身の女子。所属クラスは1-D。所属班はA。部活動は柔道部。
丸々と太った卵のような体系から『タマゴ』と呼ばれることがある。
同じ女子たちからは「タマちゃん」と呼ばれている。
実家が共同経営農家で、将来は世界に通用する農園を経営することを目指している。そのため、経営学についてはパーフェクト(他の科目も点数はそれなりに稼いでおり、あからさまな不得意科目はない模様)。「ギガファーム」という大規模な牧場で、その先進的かつ効率的な経営を目の当たりにして育ったせいか、お金に関しては非常に抜け目がない。
両親からは「跡継ぎだからという責任感を感じていないか」と心配されていたがまったくそんなことはなく、逆に現在進行形で自身がやりたいことを行っている。卒業して実家に就職するつもりだが、それは経営に口出しするため。父には早々に下剋上宣言を行っている。
性格はつんと澄ましており、クールで現実主義な一面がある。その体とは裏腹に、卓球が非常に強く、バイタリティも人一倍高い。ただし、見た目通りの大食いで、朝からおやつを食べないと元気が出ないほどの食いしん坊。夏祭りの際にも空腹の運動部男子にまぎれちゃっかり食べている。
また、たまに先生たちに隠れて競馬場に足を運んで馬券を購入しており、そこそこ当てているらしい。
食品科三年の稲田真一郎とは兄妹で、無添加食品に心血を注ぐ兄に「添加物も場合に応じて使うべきだ」と現実的な視点から批評をする。
肥満体ゆえにそうは見えないが、実はイケメンな兄に負けず劣らず、顔立ちは整っている。その事実に初めて気が付いた八軒たちは「トリミングしたら美人だー!!」と驚愕した。つまり痩せれば美人。何事も先入観で見るのは良くないね。
夏バテや過労でトランスフォームする。また割と体系の変形に融通がきくらしく、相応の見返り(食券など)があればキャンペーンガールも引き受け、期日までにしっかり仕上げてくることも。
しかし本人は肌が荒れる、貧血で倒れるなどの理由から、痩せることに対しては否定的(ちょっと勿体ない…)。
公式ガイドブックにて「朝昼晩の3食と、朝、午前中、夕方、夜食計4回のおやつを毎日欠かさず食べて体型を維持している」という努力を行っていることが判明している。
割と痩せやすいタイプなのかもしれない。
学園祭以後はその人事運営術や会計術を見込まれ、八軒から「豚肉ファンド」の金庫番を任され、当人も経営の良いシミュレーションになると快諾した。なおその手腕のほどは、学友たちから「えげつないほどガッチリ管理してくれそう」と評されるほど信頼されている。
苗字の稲田は帯広の地名……というよりは、エゾノーのモデルとなった高校がある場所の地名でもある。
最終的な進路
札幌の私立大学に入学。実家乗っ取りの地盤固めは着々と勧めている。