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概要

石川賢先生の作品「虚無戦記」に登場する兵器の一種で物語のキーの一つでもある。

その正体は意思を持った異次元の穴で生物の体の中に入り込んで成長・増殖を繰り返す。穴の大きさが一定に達すると異次元の「扉」が開き、グチャグチャでドロドロな魔物を吹き出し、ドグラの穴が有る限り際限なく出て来る

寄生された者は正気を保てなくなり、完全に取り込まれて化け物になり、最終的に大きな穴となってしまう。また、感染力も凄まじく、人から人、そして空間から空間へと汚染し、ドグラから出てくる魔物に触れられてもアウト。寄生された者や魔物を倒すよりも穴を塞ぐ方法を探さなくてはならない。



氏曰く


「宇宙戦争とは空間の奪い合い、虚空のような兵器」

「ドグラなどあの戦いの前ではほんのチャチな兵器に過ぎぬ!」


とのことでこんな見た目のインパクトに見合うトンデモ兵器だが、虚無の戦いの前ではほんのちっぽけな存在でしかない(尤も虚無戦記内の戦いのインフレ具合が異常なこともあるが)。


後にこのドグラから出てくる魔物は、ゲッターロボのOVA「世界最期の日」に登場するインベーダーの元ネタとなる。


各作品に登場するドグラ

「次元生物奇ドグラ」

ドグラが最初に登場する短編。掲載されたのは今は無き『コミックボンボン』。

内容はホラーで救いのない終わりとグロデスクな展開でエログロにある程度耐性があるボンボンキッズたちを恐怖に陥れた。

この作品のドグラは、主人公たちが封印を解いてしまったことで復活。最初に封印を解いた張本人である担任に寄生して成長し、人から人へと伝染すると言った恐るべき能力を披露した。

最終的には主人公が封印元である聖剣を突き刺すことで再び封じ込めることに成功したと思われたが・・・・


「虚無戦史MIROKU」

「ドグラ戦記」を挟んで少年キャプテンにて登場。

ここでのドグラはかつて仏が繰り広げた宇宙戦争で開発された兵器で、しかももっとも醜く恐ろしい物として扱われている。

真田十勇士の一人であり、完全に支配する事に成功した霧隠才蔵曰く、


「ドグラとは宇宙の憎悪、悪疫、餓鬼塊などの事で、神は汎度羅(パンドラと読む)の次元と言う宇宙にこれを封じ込め、兵器として運用した」


との事。


ただ、インフレの激しい「虚無戦記」の中ではそれほどではなく、本章の主人公である「無幻美勒」の真の力により呆気なく滅ぼされてしまった。


関連タグ

石川賢

虚無戦記

インベーダー:ドグラが元ネタであったことが知られている。

ケドラ:マジンガー作品に登場するグロデスクな兵器。こちらも石川氏によって生み出されたのである意味兄弟。

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