ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
それは、「世界の矢作」を知らしめた瞬間だった。

概要

概要


2021年は西海岸デルマーで行われたブリーダーズカップ。毎年芝の精鋭牝馬たちが集うBCフィリー&メアターフに、この年日本から挑戦する1頭の牝馬がいた。春シーズンに香港QE2で牝馬三冠馬デアリングタクトや香港ヴァーズ馬グローリーヴェイズを退けたラヴズオンリーユーである。これにより欧米と日本から12頭で争われることとなった。

現地勢は連勝中だったウォーライクゴッデスを筆頭にロデオドライブSを勝ったゴーイングトゥベガスや、きょうだいに3年前の覇者シスターチャーリー及び凱旋門賞馬ソットサスを持つマイシスターナットらがエントリー。欧州勢は前年覇者アウダーリャや英二冠牝馬ラブなどがエントリーした。

12頭建て、うちG1馬6頭という陣容となった。


出馬表

出馬表

馬番年齢騎手
1ゴーイングトゥベガス4U.リスポリ(USA)
2ポケットスクエア4I.オルティスJr.(USA)
3アカネラ(IRE)3C.キーン(IRE)
4ルジール(FR)3M.ギュイヨン(FR)
5クイーンスプリーム(GB)5J.ドイル(GB)
6ラブ(IRE)4R.ムーア(IRE)
7ウォーライクゴッデス4J.ルパルー
8ラヴズオンリーユー(JPN)5川田将雅(JPN)
9マイシスターナット6J.オルティス(USA)
10オーシャンロード(GB)3O.マーフィー(GB)
11ドッグタグ5F.プラ(USA)
12アウダーリャ(GB)5W.ビュイック(GB)

前評価

前評価

人気現地JRAJRAオッズ
1ウォーライクゴッデスラヴズオンリーユー2.6
2ラブウォーライクゴッデス3.7
3ラヴズオンリーユーラブ5.1
4ゴーイングトゥベガスゴーイングトゥベガス7.1
5ポケットスクエアアウダーリャ12.5

当時上がり馬だったウォーライクゴッデスと実績上位のラブ・ラヴズオンリーユーの力関係が難しかったようだ。前年覇者アウダーリャは大外枠もあり控えめな評価だった。


動画

動画

日本語実況


現地実況 実況:L.コルムス


展開・結果

展開・結果

最内枠のゴーイングトゥベガスが逃げ、外枠のドッグタグが追走する形。ポケットスクエア、アカネラが続き、ラヴズオンリーユーは中団前目につけた。前半は400m24秒1、800m47秒8と平均ペースで流れたが徐々に遅くなり、2周目向こう正面で最後方にいた1番人気ウォーライクゴッデスが進出開始、3-4コーナーで外からまくって直線入り口で先頭に立ち、遅れて上がってきたマイシスターナットとのたたき合いに入る。そこへ直線半ばでラヴズオンリーユーが仕掛け、2頭の隙間を割って抜け出しゴールイン。ウォーライクゴッデスはいっぱいになったか2着マイシスターナットからアタマ差の3着だった。2番人気ラブは4着、連覇を狙った前年覇者の6番人気アウダーリャは5着だった。


着順着差人気
1ラヴズオンリーユー2:13:873
2マイシスターナット½8
3ウォーライクゴッデスアタマ1
4ラブ2
5アウダーリャ6
6オーシャンロード12
7ルジール½7
8ポケットスクエア5
9アカネラ¾10
10ドッグタグ9
11ゴーイングトゥベガス4
12クイーンスプリーム大差11

これにより、

  • 日本調教馬として初めてブリーダーズカップ諸競走の制覇となり、鞍上の川田将雅騎手は海外GⅠ初勝利となった。
  • ラヴズオンリーユーはこれで同年クイーンエリザベス2世カップに続くGⅠ3勝目となった。

その後

その後

  • 本レースに出走していた馬のうち、11着ゴーイングトゥベガスは22年のファシグティプトンセールでノーザンファームが、6着オーシャンロードは同セールでジェイエスが落札している。うちゴーイングトゥベガスは23年末までに輸入された。
  • 7着ルジールも23年末までに日本へ輸入された。

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概要

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現地勢は連勝中だったウォーライクゴッデスを筆頭にロデオドライブSを勝ったゴーイングトゥベガスや、きょうだいに3年前の覇者シスターチャーリー及び凱旋門賞馬ソットサスを持つマイシスターナットらがエントリー。欧州勢は前年覇者アウダーリャや英二冠牝馬ラブなどがエントリーした。

12頭建て、うちG1馬6頭という陣容となった。


出馬表

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馬番年齢騎手
1ゴーイングトゥベガス4U.リスポリ(USA)
2ポケットスクエア4I.オルティスJr.(USA)
3アカネラ(IRE)3C.キーン(IRE)
4ルジール(FR)3M.ギュイヨン(FR)
5クイーンスプリーム(GB)5J.ドイル(GB)
6ラブ(IRE)4R.ムーア(IRE)
7ウォーライクゴッデス4J.ルパルー
8ラヴズオンリーユー(JPN)5川田将雅(JPN)
9マイシスターナット6J.オルティス(USA)
10オーシャンロード(GB)3O.マーフィー(GB)
11ドッグタグ5F.プラ(USA)
12アウダーリャ(GB)5W.ビュイック(GB)

前評価

前評価

人気現地JRAJRAオッズ
1ウォーライクゴッデスラヴズオンリーユー2.6
2ラブウォーライクゴッデス3.7
3ラヴズオンリーユーラブ5.1
4ゴーイングトゥベガスゴーイングトゥベガス7.1
5ポケットスクエアアウダーリャ12.5

当時上がり馬だったウォーライクゴッデスと実績上位のラブ・ラヴズオンリーユーの力関係が難しかったようだ。前年覇者アウダーリャは大外枠もあり控えめな評価だった。


動画

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日本語実況


現地実況 実況:L.コルムス


展開・結果

展開・結果

最内枠のゴーイングトゥベガスが逃げ、外枠のドッグタグが追走する形。ポケットスクエア、アカネラが続き、ラヴズオンリーユーは中団前目につけた。前半は400m24秒1、800m47秒8と平均ペースで流れたが徐々に遅くなり、2周目向こう正面で最後方にいた1番人気ウォーライクゴッデスが進出開始、3-4コーナーで外からまくって直線入り口で先頭に立ち、遅れて上がってきたマイシスターナットとのたたき合いに入る。そこへ直線半ばでラヴズオンリーユーが仕掛け、2頭の隙間を割って抜け出しゴールイン。ウォーライクゴッデスはいっぱいになったか2着マイシスターナットからアタマ差の3着だった。2番人気ラブは4着、連覇を狙った前年覇者の6番人気アウダーリャは5着だった。


着順着差人気
1ラヴズオンリーユー2:13:873
2マイシスターナット½8
3ウォーライクゴッデスアタマ1
4ラブ2
5アウダーリャ6
6オーシャンロード12
7ルジール½7
8ポケットスクエア5
9アカネラ¾10
10ドッグタグ9
11ゴーイングトゥベガス4
12クイーンスプリーム大差11

これにより、

  • 日本調教馬として初めてブリーダーズカップ諸競走の制覇となり、鞍上の川田将雅騎手は海外GⅠ初勝利となった。
  • ラヴズオンリーユーはこれで同年クイーンエリザベス2世カップに続くGⅠ3勝目となった。

その後

その後

  • 本レースに出走していた馬のうち、11着ゴーイングトゥベガスは22年のファシグティプトンセールでノーザンファームが、6着オーシャンロードは同セールでジェイエスが落札している。うちゴーイングトゥベガスは23年末までに輸入された。
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現地勢は連勝中だったウォーライクゴッデスを筆頭にロデオドライブSを勝ったゴーイングトゥベガスや、きょうだいに3年前の覇者シスターチャーリー及び凱旋門賞馬ソットサスを持つマイシスターナットらがエントリー。欧州勢は前年覇者アウダーリャや英二冠牝馬ラブなどがエントリーした。

12頭建て、うちG1馬6頭という陣容となった。


出馬表

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馬番年齢騎手
1ゴーイングトゥベガス4U.リスポリ(USA)
2ポケットスクエア4I.オルティスJr.(USA)
3アカネラ(IRE)3C.キーン(IRE)
4ルジール(FR)3M.ギュイヨン(FR)
5クイーンスプリーム(GB)5J.ドイル(GB)
6ラブ(IRE)4R.ムーア(IRE)
7ウォーライクゴッデス4J.ルパルー
8ラヴズオンリーユー(JPN)5川田将雅(JPN)
9マイシスターナット6J.オルティス(USA)
10オーシャンロード(GB)3O.マーフィー(GB)
11ドッグタグ5F.プラ(USA)
12アウダーリャ(GB)5W.ビュイック(GB)

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1ウォーライクゴッデスラヴズオンリーユー2.6
2ラブウォーライクゴッデス3.7
3ラヴズオンリーユーラブ5.1
4ゴーイングトゥベガスゴーイングトゥベガス7.1
5ポケットスクエアアウダーリャ12.5

当時上がり馬だったウォーライクゴッデスと実績上位のラブ・ラヴズオンリーユーの力関係が難しかったようだ。前年覇者アウダーリャは大外枠もあり控えめな評価だった。


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展開・結果

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最内枠のゴーイングトゥベガスが逃げ、外枠のドッグタグが追走する形。ポケットスクエア、アカネラが続き、ラヴズオンリーユーは中団前目につけた。前半は400m24秒1、800m47秒8と平均ペースで流れたが徐々に遅くなり、2周目向こう正面で最後方にいた1番人気ウォーライクゴッデスが進出開始、3-4コーナーで外からまくって直線入り口で先頭に立ち、遅れて上がってきたマイシスターナットとのたたき合いに入る。そこへ直線半ばでラヴズオンリーユーが仕掛け、2頭の隙間を割って抜け出しゴールイン。ウォーライクゴッデスはいっぱいになったか2着マイシスターナットからアタマ差の3着だった。2番人気ラブは4着、連覇を狙った前年覇者の6番人気アウダーリャは5着だった。


着順着差人気
1ラヴズオンリーユー2:13:873
2マイシスターナット½8
3ウォーライクゴッデスアタマ1
4ラブ2
5アウダーリャ6
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7ルジール½7
8ポケットスクエア5
9アカネラ¾10
10ドッグタグ9
11ゴーイングトゥベガス4
12クイーンスプリーム大差11

これにより、

  • 日本調教馬として初めてブリーダーズカップ諸競走の制覇となり、鞍上の川田将雅騎手は海外GⅠ初勝利となった。
  • ラヴズオンリーユーはこれで同年クイーンエリザベス2世カップに続くGⅠ3勝目となった。

その後

その後

  • 本レースに出走していた馬のうち、11着ゴーイングトゥベガスは22年のファシグティプトンセールでノーザンファームが、6着オーシャンロードは同セールでジェイエスが落札している。うちゴーイングトゥベガスは23年末までに輸入された。
  • 7着ルジールも23年末までに日本へ輸入された。

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現地勢は連勝中だったウォーライクゴッデスを筆頭にロデオドライブSを勝ったゴーイングトゥベガスや、きょうだいに3年前の覇者シスターチャーリー及び凱旋門賞馬ソットサスを持つマイシスターナットらがエントリー。欧州勢は前年覇者アウダーリャや英二冠牝馬ラブなどがエントリーした。

12頭建て、うちG1馬6頭という陣容となった。


出馬表

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馬番年齢騎手
1ゴーイングトゥベガス4U.リスポリ(USA)
2ポケットスクエア4I.オルティスJr.(USA)
3アカネラ(IRE)3C.キーン(IRE)
4ルジール(FR)3M.ギュイヨン(FR)
5クイーンスプリーム(GB)5J.ドイル(GB)
6ラブ(IRE)4R.ムーア(IRE)
7ウォーライクゴッデス4J.ルパルー
8ラヴズオンリーユー(JPN)5川田将雅(JPN)
9マイシスターナット6J.オルティス(USA)
10オーシャンロード(GB)3O.マーフィー(GB)
11ドッグタグ5F.プラ(USA)
12アウダーリャ(GB)5W.ビュイック(GB)

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1ウォーライクゴッデスラヴズオンリーユー2.6
2ラブウォーライクゴッデス3.7
3ラヴズオンリーユーラブ5.1
4ゴーイングトゥベガスゴーイングトゥベガス7.1
5ポケットスクエアアウダーリャ12.5

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動画

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現地実況 実況:L.コルムス


展開・結果

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最内枠のゴーイングトゥベガスが逃げ、外枠のドッグタグが追走する形。ポケットスクエア、アカネラが続き、ラヴズオンリーユーは中団前目につけた。前半は400m24秒1、800m47秒8と平均ペースで流れたが徐々に遅くなり、2周目向こう正面で最後方にいた1番人気ウォーライクゴッデスが進出開始、3-4コーナーで外からまくって直線入り口で先頭に立ち、遅れて上がってきたマイシスターナットとのたたき合いに入る。そこへ直線半ばでラヴズオンリーユーが仕掛け、2頭の隙間を割って抜け出しゴールイン。ウォーライクゴッデスはいっぱいになったか2着マイシスターナットからアタマ差の3着だった。2番人気ラブは4着、連覇を狙った前年覇者の6番人気アウダーリャは5着だった。


着順着差人気
1ラヴズオンリーユー2:13:873
2マイシスターナット½8
3ウォーライクゴッデスアタマ1
4ラブ2
5アウダーリャ6
6オーシャンロード12
7ルジール½7
8ポケットスクエア5
9アカネラ¾10
10ドッグタグ9
11ゴーイングトゥベガス4
12クイーンスプリーム大差11

これにより、

  • 日本調教馬として初めてブリーダーズカップ諸競走の制覇となり、鞍上の川田将雅騎手は海外GⅠ初勝利となった。
  • ラヴズオンリーユーはこれで同年クイーンエリザベス2世カップに続くGⅠ3勝目となった。

その後

その後

  • 本レースに出走していた馬のうち、11着ゴーイングトゥベガスは22年のファシグティプトンセールでノーザンファームが、6着オーシャンロードは同セールでジェイエスが落札している。うちゴーイングトゥベガスは23年末までに輸入された。
  • 7着ルジールも23年末までに日本へ輸入された。

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