算数伝説
さんすうでんせつ
算数伝説とは、ソースネクストによる小学生をターゲットにした教育ソフトである。
なんと1997年に発売されているが今なお対応OSが刷新され続けているロングランソフト。
本作は普通の教育ソフトとは一線を超えている。その理由は、練りこまれたストーリー、作製年代に見合わぬ美麗なグラフィック、しかもフルボイス、後述の凄い特徴、プレイヤーに合わせた細やかな難易度調整(クリアまで変更不可と言っても数字のケタが変わるだけだが…)、そして何と言っても!主人公が可愛い
マップを移動していると、画面が切り替わり戦闘に入る、所謂エンカウント方式。
敵モンスターが単体〜複数体で現れ、算数の問題を出してくるので、三択の選択肢から正解を選んで攻撃する。
モンスター毎に体力があり、その体力と同数の問題を出してくる。
モンスターによっては逆算等の特殊な問題を出してくるものも。
アイテムを使えば敵の体力を減らせたり、エンカウントを防げたりする。
つまり算数RPGだ
この世界のバランスを保っていたドラゴンクリスタルが、大いなる悪の波動によって砕かれてしまった。
このままでは世界は異変を来たし、遂には滅びてしまう。
そんな神々の会話を偶然聞いてしまったウサギのラビーは、女神である母親に心配されながらも、仲良しのタヌキ・ポーンとネコ・ミューとともにドラゴンクリスタルの欠片を探す旅に出る。
○ラビー(主人公) CV:伊藤美紀
ウサギの女の子。ママは超絶美人な女神さま。
困っている人は放っておけないとても優しい性分だが、その場のノリで調子に乗っちゃうこともある、主人公らしくも可愛らしい性格。
見た目としては、サングラスをおでこに乗せた、2頭身のウサギさん。
ストーリー進行とともに物凄いバニー美少女へと成長する。
ゲームをやめようとすると、物凄い泣き顔で「えー!?もうやめちゃうのー!?」と聞いてくる。ボイス付きで。
し…仕方ねぇなぁ…あと30分だぞ?
○ポーン CV:柏倉つとむ
タヌキの男の子。ラビーとは仲良しの友達。
少しヘタレな部分もあるが、芯の強い性格。
ラビーが超絶美少女に成長するのだが、ポーンはそばかすの、ちょっと眠たげな頼りない感じの男の子に成長する。
子供向けなのでラビーとフラグを立てたりはしない。
○ミュー CV:小桜エツコ
ネコの女の子。ラビー・ポーンとは仲良し。
ちょっと勝ち気だが、とても繊細でいじらしい女の子。可愛い。
少し面食いでミーハーな所もあるがこの子も相当な美少女に成長する。ポーン爆発しryむむ?声優のこの人はのちのジバニャンではないか?
○亀王さま CV:北村弘一
カメさま…ではなく世界の平和を司る神様。王冠をかぶった立派なお髭のおじいさん亀。ラビー達にドラゴンクリスタル集めを申し渡す。
章クリア毎にプレイヤーの成績を評価してくれる。
てか神様のくせに殆ど訳に立たない、置き物神様。ほんとにドラゴンクリスタル集める気あるのあなた?
○泉の女神様 CV:高島雅羅
ドラゴンクリスタル集めに旅立ったラビー達が最初に出会う女神様。美人。
ドラゴンクリスタルの欠片の在り処を水晶で透視できる為、ラビー達に力を貸してくれる。
清楚な感じの女神様だが、「ケチ」と言われるとカチンと来るらしく、顔を引きつらせつつ諌めてくる。
○クールゲッツ CV:井上和彦
人間の男。黒マントと明らかに自前の学生帽を被った謎の人物…学生帽?
ラビー達の前に現れては邪魔をする、各地で暗躍する怪しい奴。
「顔洗って歯ぁ磨いて出直しな」
○ドラゴンクリスタル
世界の秩序と平和を守っていたクリスタル。
だが突然訪れた悪の波動によって壊され、16個の欠片に分かれてしまう。
人の心に悪い影響を与えたり、数を集めることで主人公トリオが少しずつ成長したりと、謎が多い。
この欠片を集めることがこのゲームの目標。