概要
スキルライン「粋」で最後に覚えられるスキル。
その効果はというと、「防具未装備時に素早さが大きくアップ」というなんともハイリスクハイリターンな条件を持ったメリット効果である(初代『ゼノブレイド』における素早さは命中・回避率共に影響する基礎ステータス)。
効果を発揮しようとすると、防具が装備できないおかげで防御力の確保ができなくなるのはもちろん、防具の空きスロットにセットできるジェムも利用できなくなってしまう(武器は空きスロット次第でジェムをセットできるが)。
しかし、それは言い換えると「防具やそれにセットするためのジェムを用意しなくてもいい」ということであり、運用次第ではものすご~く頼りになり得るのである。
また、「粋」のスキルラインのセット効果が「素早さアップ」であるため、他キャラのスキルリンク(キズナコインを使用し他のキャラのスキルを利用するシステム)や素早さアップ効果のあるアーツ「明鏡止水」などと合わせると高レベルの敵にも高命中・高回避力を確保することも夢ではない。
また、スキルリンクを利用することで、全キャラがこのスキルを利用することが可能。
さすが英雄。
ちなみに、これを習得する前に習得可能な「粋の開眼」というスキルもあり、こちらは防具未装備時に獲得できるヘイトが大きく上昇するという、盾役として前線に立つダンバンにとっては素晴らしい効果である。
ちなみに
全ての防具を外した場合、ダンバンを始めとした男性陣は海パン1枚(ノポン族のリキはおそらく全裸)に、女性陣は上下の水着姿になる。
もしもストーリー進行でこれを運用しようとすると、シリアスな場面が(見た目的な意味で)台無しになる可能性がある。注意しよう。
『ディフィニティブエディション』では「ファッション装備」の登場により防具の装備状況と外見を別のものに変更できるようになったので、防具なしでも衣装はデフォルトのままということが可能となっている。
無論、逆に重装備をしながら海パン姿にすることもできるので、粋な姿での冒険も。
ちなみに『ゼノブレイド2』でもエキスパンション・パスで各種コスチュームで水着が登場するが、2には装備アイテムとしての防具という概念がなく、あくまで「水着」であるためか「粋の境地」と言われることはまずない。
関連イラスト
その性質上、pixivにおいては多くがダンバンのイラストである(※メガネは防具として存在する。DEではファッション装備ができるのでお好みでどうぞ)
関連タグ
メリア…ジェムを一切装備しないことで全能力がアップするスキル「すっぴん美人」を覚える
大乱闘スマッシュブラザーズfor/大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL←シュルクのカラーチェンジに防具なしの姿があり、「粋の境地」とネタにされることがある。