概要
スマホアプリあんさんぶるスターズ!に登場するキャラクター鬼龍紅郎×守沢千秋の腐向けカップリングのこと。
表記揺れ→くろちあ
公式では(!時代)(ネタバレ注意)
「スカウト!熱血硬派」
このストーリーは、ドラマに出演することが決まった紅郎が、千秋に演技指導を頼むところから始まる。
後輩の明星スバルと衣更真緒から「『正義の味方』と『不良』みたいな意外な組み合わせ」「二人はどういう関係なのか」と問われた千秋が
「鬼龍には、昔ちょっと借りを作っていて……頭が上がらなくってな」
「昔ちょっと世話になったのだ。あいつのお陰で俺は強くなれた」
といった発言をし、
以前から親交があり、千秋にとって重要な人物であることが明かされた。
具体的にどんなことがあったのかはまだ描かれていないが、過去、千秋に対して、紅郎はなんらかの形で力になったのであろう。
「爆誕☆五色に輝くスーパーノヴァ」
スーパーノヴァイベントストーリーでは直接紅郎と千秋の会話が描かれることはなかったが、二人の関係性が窺えるような発言が紅郎からなされた。
企画にボツをくらい一人で抱え込もうとしてる千秋の様子を聞いた紅郎は「俺が話(ナシ)つけにいく」と、違うユニットに属している立場でありながらも、自ら千秋の元へ行くことをかってでた。
そのあと、直接二人で話すシーンはカットされてしまったが、どうやら紅郎は落ち込んだ千秋の話を聞き、衣装を手伝うなどの助け舟を出してあげたようである。
紅郎は千秋が「かなり思い詰めてた」とモノローグで語るものの、このあと千秋が流星隊のメンバーの練習場所に顔を出したときには、落ち込んだ素振りを全くを見せていない。
紅郎は、かっこつけたがりの千秋が落ち込んだ様子を見せられるくらいに気を許している相手ということがかいまみえる。
ちなみに、千秋と話をしに行ったあと、紅郎は
「ったくよぉ、守沢のやつはいつまで経っても、手がかかる……♪」
と、千秋の世話を焼けることがとても嬉しそうな発言もあった。
「スカウト!拳闘の四獣」
このストでは2人が直接話さないどころか、千秋は1話も出演していないが、紅郎から千秋についての言及があった。
自身にとって誇れない過去を持つ紅郎は、後輩の南雲鉄虎から慕われ、「大将(紅郎)のような男の中の男になりたい」と言ってもらえることが嬉しい反面、とても苦しかったと卒業を直前にして初めてその心境を吐露する。以下のセリフはその際に出た言葉の1つである。
「男の中の男ってのは、守沢みたいなやつだ。弱いやつに寄り添って、守って愛する」
「あいつみたいになれよ、物語に登場する正義のみかたみたいな…格好良いやつにさ」
これが紅郎にとっての千秋観である。
直接的に鉄虎を千秋に紹介したのかはわからないが、少なくとも彼らが3年のはじめにはすでに、とても大事な後輩をこいつに預けたいと思えるほどの信頼関係がすでに構築されていることになる。
世話をした側だったはずの紅郎がどうして千秋をここまで評価しているのかは不明だが、そのあたりも過去が明かされたときにわかるのかもしれない。
「スカウト!ギャング」
回想によって一年前のやり取りが明かされた。
千秋に意地悪をしていた『流星隊』の先輩を紅郎が脅し、その件に対して千秋が怒る場面である。
「俺が怒っているのは……。おまえが、自分を大事にしないからだ」
「おまえは良いやつなんだから。報われないと嘘だろう、それこそ俺は絶望してしまうぞ」
まだうまく誰かのために行動することがうまく出来ないままではあるものの、千秋のために行動する紅郎と、そんなことをせずとも既に紅郎のことを大事に思っている千秋という構図が垣間見える。
そして現在、学院に爆破予告をしてきた「テロリスト」を退治しようと学校に残った紅郎。それに対し不自然に思った千秋は無理やり一緒に残り、二人で特撮鑑賞会を行っていた。
不穏な気配を感じ「俺が護衛する」と言った紅郎に、「何をする気か分からないが何があってでも止める」と言って怒る千秋。そんな千秋の説得に紅郎は事情を説明し、以下のようなセリフが入る。
「……俺の両手はとっくの昔に汚れきってる、今さらヒーローにはなれねぇよな」
「俺にとっては、鬼龍はヒーローだ。いつも助けてくれている」
「俺がそう思うだけでは、不満か?」
「いいや? 俺は果報者だよ、それで満足しとくべきだったんだよな」
千秋という「ヒーロー」にとっての現実における「ヒーロー」、それが紅郎なのだと分かるシーンである。