概要
游乐は魔法の世界「魔仙堡」の王子様であり、阿比斯は音楽魔法界に存在する「音楽魔法師」と呼ばれる人々の一人で白いスーツとピアノの似合うイケメン。
「紫」は阿比斯の髪の毛が紫色であることに由来すると思われる。
アニメ本編では詳しい関係性が語られる前に阿比斯が退場してしまったのだが、
エンディングに登場する一枚絵の一つに
幼いころの(とおぼしき)游乐王子が阿比斯に悪戯をしている微笑ましい様子が描かれており、
そこから想像を広げて
「王子と阿比斯は仲が良かったのでは?」
「魔仙女王と美乐帯の関係のように、阿比斯は幼い王子にピアノを教えていたのでは?」
「むしろピアノ以外のコトも…」
と妄想する大きなお姉さんも向こうにはいるようだ。
実際、ピクシブ上に存在する数少ない阿比斯のイラストも、大半が王子と一緒にいるものである。
中にはちょっと際どいものも…中国始まったな。
時は流れ…
2016年5月、漫画版巴啦啦小魔仙の表紙と裏表紙をこの二人が独占した。
中身にも見事な紫游漫画が載っている。
アニメ本編とはまた異なる設定のようだが(アニメでは青い王子の目が黄色になっているなど)。
(あらすじ)
・凌姉妹に宿題の作文のため「幼少期の不思議な体験」について聞かれる王子。
・王子が人間換算で7歳くらいの頃の話と言って、阿比斯とのことを話し始める。
・勉強漬けの毎日に嫌気がさした彼はある日、先生を魔法で眠らせ城の外へ家出。
・すると王子の前に突然、隕石の如く不思議な楽譜が落ちてきて阿比斯の姿に変わる。
・二人で散歩しつつ話をする。初対面とは思えない打ち解け様。
・音楽が苦手な王子だが、阿比斯が近くの葉をちぎって草笛を吹くと、
王子「すごい!こんなきれいな音楽聞いたことないよ!!」ベタ褒めである。
・興味わきました?と尋ねる阿比斯に「ち…ちょっとだけね!」幼少期からツンデレ王子。
・その時異変が。前述の先生は魔仙堡の妖精に魔力供給をしていた最中だったらしく、
王子が眠らせたことで供給が絶たれ、魔仙堡じゅうの植物が枯れてしまったのだ。
・急いで戻り、魔法で先生を起こそうとする王子。しかし焦っていてなかなかうまくいかない。
・阿比斯は草笛で音楽を奏で、彼を落ち着かせて魔法を成功させる。初めての共同作業。
・しかし、楽譜に宿る思念体である阿比斯は力を使い果たし、王子の目の前から消えてしまう。
「縁があったら、また会えますよ」という言葉を残して…。
・その後先生は王子のスケジュールを調整してくれて、遊びに行ける時間ができたとのこと。
・美雪がその「楽譜の青年」の名前を尋ねるが、王子は「聞き忘れた…」と言ってはぐらかす。
だが王子は本当は阿比斯の名前を聞いており、彼から「他の人には内緒ですよ」と言われていたのだ。
二人だけの秘密である。何とも美味しい。
・そして、話は王子の「また彼と会える時を楽しみにしている」というモノローグで締めくくられる。
(お断り…筆者は中国語がわからないので、上のあらすじは機械翻訳で読み取った情報をもとに書いております。必ずしも正確ではないかもしれないのであしからず)
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余談
かつて中国のネット辞書「百度百科」の游乐王子の項目にもこのカップリングのことが書かれていた。
また中国版ツイッターと言われる微博(ウェイボー)を「紫游」で検索してみると
本編で一切絡みがない割にはなかなかどうして人気があることがわかる。
(ハンドルネームにこのカップリング名を入れる人もいるほど)