概要
陽昇ハジメデッキ【バーストヒーローズ】にて登場した白のマジックカード。
後述する使い勝手の良さから再録も多く、アニメ版のキャラクターやコラボブースターでのイラスト違いのカードも存在している。
テキスト
リバイバル前
コスト4(軽減:白1)
【バースト:自分のライフ減少後】
ボイドからコア1個を自分のライフに置く。その後コストを支払うことで、このカードのフラッシュ効果を発揮する。
フラッシュ
このバトルが終了したとき、アタックステップを終了する。
リバイバル後
コスト4(軽減:白2)
トラッシュにあるこのカードは、一切の効果を受けない。
手札にあるこのカードは、相手の効果を受けず、相手によって自分のライフが減ったとき、コストを支払わずに使用できる。
【バースト:自分のライフ減少後】
ボイドからコア1個を自分のライフに置く。
その後コストを支払うことで、このカードのフラッシュ効果を発揮する。
フラッシュ
このバトルが終了したとき、アタックステップを終了する。
解説
メガデッキ【覇王見斬】にて登場した白のマジックカード。バーストおよびフラッシュ効果はそのままであるが、トラッシュからの回収ができなくなった。
が、それを補って余りある強化として、手札保護と手札からの提示が挙げられる。
手札保護については、手札を全て捨てさせるバーストカード「神海賊船カリュブデス号 -女神顕現-」や、手札からのカードの使用を制限する効果に対して強気に出られる点において非常に優秀である。
また、リバイバル前はアタックステップを終了させるために4コアが必要であったが、リバイバル後の本カードはコストを支払わずにアタックステップを終了させることが可能となり、より奇襲性が増した。
総じて汎用性が高いカードであるが、構築済みデッキにのみ収録されていたカードであったため、レアリティは最も低いコモンであるにもかかわらず高額カードとして知られていた一枚であった。
真・転醒編までは類似の効果を持つ氷刃血解が優先される傾向にあったが、契約編第1章での再録、「カウント」に制約のある氷刃血解と契約編のカードの組み合わせの悪さなどの要因から採用率が上昇。現在も採用率の高いカードである。
アニメシリーズでの活躍
『バトルスピリッツ覇王』より登場しており、作中でも主人公の陽昇ハジメを始め、多くのカードバトラーが使用。
以降のアニメシリーズでも使用される事が多く、まさに防御マジックのプロとも言える。
主人公側が有利な状況で勝利を確信した際に敵側が使用しそのまま負ける展開が多く、勝利フラグクラッシャー(というか負けフラグ要員)ともいえる活躍もしている。