概要
『罪の余白』は、芦沢央による小説。
第3回野性時代フロンティア文学賞受賞作。加筆・修正された上で単行本化され、2012年に角川書店から発売された。
スティーブン・キングの『ニードフル・シングス』の影響が色濃く見られる。
2015年に映画化。主演は内野聖陽。
登場人物
- 安藤聡(演:内野聖陽)
動物行動心理学が専門の大学講師。他の大学から転籍し、33歳でようやく講師になった。現在41歳。妻の真理子を亡くして以降、娘の加奈を第一に考え、夜9時前には必ず帰り、弁当作りを欠かさず、加奈との時間もできるだけもつようにしてきた。
- 木場咲(演:吉本実憂)
ミッション系の私立創律女子学院高等学校に通う女子高校生。加奈と同じ1年D組。顔は小さくて目は大きく、小さいころから「可愛い」と言われ慣れており、芸能界に憧れている。