概要
『山海経』の「北山経」に記述される、柏や椿が生い茂り、ニラやラッキョウが自生する丹熏山に棲むという獣。
中国語ではアルシュー(Ershu)と呼ぶ。
その姿はネズミのような身体に鹿耳、兎の頭を持ち犬のような声で鳴く。尾で空を飛ぶとも記述されるので、モモンガやムササビなどの獣のことであるともいわれる。
肉にはむくみを防ぐだけではなく、百毒の害も避けられる力があるという。
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