概要
聖徳太子(ねこねこ日本史)とはテレビアニメねこねこ日本史に登場するキャラクターである。
人物自体について知りたい方は聖徳太子をご参照ください。
紫色の烏帽子をかぶった白い猫のような姿をしている。服を着ていない猫により近いスタイルで、古代の偉人はだいたい服を着ていなかったりする。
CV.小林ゆう
この猫に伝わる伝説
この猫には、数々の伝説が伝わっている。
一、生まれて4ヶ月で大人のように喋ることができた。(ミィーじゃなくてニャーと鳴き声をあげた)
一、3歳の頃に念仏を唱えることができた。
一、幼い頃に巻物を読み尽くした。
などなど…
人物(猫物)
かなり楽観的主義な性格の猫で、かなり仕事を適当に済ませる事もある。
さらに、よく爪を研ぐことがあり、蘇我馬子の寺の柱でも爪を研ぎ、さらに馬子にとって大事そうな仏像までバリバリしようとした。
作中での活躍
初登場回は第4話「スーパーキャット、聖徳太子!」
飛鳥時代、叔母の推古天皇のもとでバリバリ働くことになった太子。(手始めに木の板でバリバリと爪を研いだ。)
そして、豪族の蘇我馬子らと共に「天皇中心の国作り」をすることになった。
まず、冠の色で役人の地位を定める「冠位十二階システム」を設定。(しかし、猫はあまり色の区別ができないのでほとんど意味がなかった。)
今度は役人の心得となる決まりを作ることにした。
心得その1。
「ソファーで爪を研いじゃダメ!」
心得その2
「車のボンネットで寝ちゃダメ!」
猫にとって道徳的なルールを決めるのだが、人間にとっちゃ全く意味がないレベルのルールばかり。
他にもアニメのシーンから、
「動くものに見とれない!」、「ねこパンチ禁止!」「毛玉をみんなの前で吐かない!」なども確認できる。
でも、「ケンカしちゃだめ!」、「宮中で爪を出さない!」(反乱を起こさない)など地味に実際に記されていたものもあったりする。
心得の数を数えるのだが、中々うまくいかなかったので、適当に「十七条の憲法」として定めた。
そして今度は世界最古の木造建築を建築することになった。
しかし、太子らが木材でツメをバリバリ研いだので、工事は難航した。
さらに太子は当時大きな勢力を持っていた隋との交流を深めるため、小野妹子(オス)を呼び出した。
「隣の国の隋へ行って、この手紙を渡してくれ。」と妹子に言った。
しかし、隋の皇帝への手紙の内容は「日出づる処の天子から日没する処の天子へのお手紙ですニャ」と書かれており、隋より倭国のほうが優れているとも読み取れる内容の手紙だった。
たが、太子はそれを自覚しておらず、「カッコイイっしょ!!」とかなり自慢げに妹子に見せた。
それを見た妹子は困惑するしかなかったが、遣隋使として隋へと渡り手紙を渡した。
しかし猫は夜行性なので皇帝に怒られることはなかった。(日没する処は夕方)
結果としてどれも適当に済ませたが、それでも「天皇中心の国作り」は成功し、次の世代へと受け継がれていく。
それ以降の中臣鎌足の主役回の冒頭で幽霊化した状態でちょっとだけ登場したことを最後に第3、4期ではほぼ出番が無かった。
2020年12月23日放送の回では先述した法隆寺の建築などのエピソードが詳しく描かれた2回目の主役回が放送された。
推古天皇は勢力を増しつつあった隋への使いを送った。しかし、魅力を伝えることができず第一回目遣隋使は失敗しまった。そこで太子たちは隋にも負けない国作りを行うことにした。
ちなみにこの回では山下大輝がゲスト出演している。
ちなみに法隆寺の建設の際、木材を削ったときに出たヒノキチップはトイレで使うらしい。
法隆寺の完成後、寝ていた妹子を第2回遣隋使として送り込むことになった。
今度は無事に成功し、遂に隋からの使者を連れてくることに成功した。
藤原不比等の主役回でも、冒頭でちょこっとだけ登場する。(一部の場面、何故か顔がちょっと変)
その他
2020年2月に公開された劇場版でも登場する。
龍馬やフクに争いが起きたときは仲良くすることを薦める。
「和を以て貴しとなす」この言葉が物語のカギを握るとか握らないとか…
追記編集お願いします。