概要を説明させていただくのニャ!
俺は真田幸村(信繁)。
太閤秀吉公の天下統一のために戦で活躍したり、大坂夏の陣では徳川家康を後一歩まで追い詰めたりしたのニャ!
かわいさとかっこよさを兼ね持った俺は後世でも大人気になったのニャ!
CV.小林ゆう
人物自体について知りたい方は真田幸村をご参照ください。
人物(猫物)
少し暗い目つきの白い猫になっている。
戦で使用する武装はやはり、赤備え。兜にはもちろん「六文銭」が付いている。戦の前には自らの命を落とす覚悟でいる事もあれば、兜から落ちた貨幣で遊ぶなど楽観的になることもある。性格や人物像は、回によっては変わることもある。
初登場回
初登場は第6話「戦上手、真田幸村!〜迷走編〜」
当時は真田幸村が主人公の大河ドラマ『真田丸』が放送されていた関係で、制作されたと思われる。
主君を失った真田一行だったが、何を思ったのか幸村は目の前を通ったカエルを追いかける。
しかしその勢いのまま田んぼに落ちてしまった。
田んぼにハマった幸村の体は尾っぽだけ出ていた。
しかし、父の真田昌幸はあることを思い浮かべる。
「尾っぽだけ…尾だけ…織田家?」
「これから我々は織田家に仕えるのニャ!」
ダジャレからの発想で織田家に仕えることにした真田一行。しかし、本能寺の変で織田信長が自害したことを知り、またしても主君を失ってしまった。
結局その後なんやかんやで豊臣秀吉に仕えることになった。
真田一行は後北条氏との戦いに繰り出された。
ここで幸村は命を落とす覚悟で戦に挑むことにした。
しかし、兜に付けていた六文銭のうちの一つが取れてしまう。拾おうとするのだが、皆が遊ぼうとするので大混乱。
転がって行った六文銭を追いかけて真田軍大疾走。勢いのあまり、みんなが転がりまとまってフレンズころがり。
さらに上杉家や前田家を巻き込んで転がっていき、北条氏を倒した。
幸村らの活躍もあって秀吉は遂に天下統一を成し遂げる。
しかし秀吉の生没後、石田三成率いる西軍、徳川家康率いる東軍が衝突し、関ヶ原の戦いが勃発。
真田軍は上田城で特大ねこじゃらしで徳川秀忠率いる軍を見事に足止めした。
しかし、関ヶ原の戦いに勝利した家康は激怒。
幸村と昌幸を捕られて処刑しようとする。
しかし、東軍にいた真田信之も一緒に三匹で「トリプルごめんねこ」。
処刑は免れたが、幸村と昌幸は高野山に流罪されてしまった。
〜大坂の陣編〜
2回目の主役回。
流罪先で紐を縫う仕事をしていた。しかしたまに紐を捕まえて先を口の中に入れて遊んだりすることもあった。
父である昌幸はすでに亡くなっており、幽霊姿になっていた。
幸村は流罪先からスキをついて脱走し、豊臣方についた。
しかし、豊臣方の武将はまとまりがなかったので、自分たちで拠点を作った。
その名も「ニャーランド真田丸」。
猫たちが遊べる拠点なのだが、敵を誘惑させておびき寄せ、敵の進行を妨害させることもできる場所。
これには家康軍も大苦戦したが、豊臣氏に許可なく勝手に作ったので、淀殿に怒られてしまった。
結局、冬の陣は決着がつかないまま終戦。
和睦の条件としてニャーランド真田丸は解体された。
徳川方から、「徳川方につかないか?」と言われることもあったが、悩んだ結果「やっぱりサルのほうがいいや!」と結局豊臣方につくことにした。
その後まもなく、豊臣氏と徳川家の関係が悪化し大坂夏の陣が勃発。
幸村も参戦。豊臣秀頼を戦いに参戦させようとするが、淀殿が反対したので秀頼を連れて行くことはできなかった。気を取り直してまずは腹ごしらえに山の上で信州名物、「おやき」を焼く。しかしお焼きはとても熱かったので猫大パニック。(猫は猫舌。)
転がり落ちていくおやきを追いかけているうちに徳川軍と衝突して開戦。
そのまま家康の本陣へ突っ込んでいった。
家康は油断していたため、特に警戒していなかった。そこにおやきが転がって来たので食べようとしたところ、幸村が飛びかかってきた。
2本のねこじゃらしを持って襲いかかり、家康を追い詰めた。
家康からおやきを取り返せたので、どこかへ走り去っていってしまった。
その後幸村がどうなったのかは不明。
第4期の活躍
第1期では他の主役回猫物に比べるとかなり優遇されたが、第2期、第3期ではほぼ出番が無し。
結局約2年半年近くほっとかれることになった。
第4期第98話「戦国一の世渡り上手!?真田昌幸!」で久々に登場した。(今回の主役は父の真田昌幸。)
特にこれといったセリフは無かったが、最後は「モノマネキバ軍団」で家康を追い返すことに成功した。
第105話「あぁ大変、アフター関ヶ原!」でも登場。
先述した関ヶ原の戦い後のあたりの話が今度は家康視点で描かれた。
この回のみ、他の役との差別化の為か、いつもより声が高い。(この回で小林ゆう氏は他にも徳川家康、加藤清正、伊達政宗、直江兼続、島津義弘などにも声を当てている。)
幸村ヒーロー伝説、真田十勇士!
この回は創作上の話であるため、幸村のデザインが変更されている。目がキラキラしたものになり、兜のデザインも、若干違う。
真田幸村は江戸時代になっても伝説が伝わり、大人気になっていた。
特に、先述した大坂の陣のエピソードが描かれた浪速戦記は絶大的な人気を誇った。
しかし、この世の天下を握るのは徳川家一族。
もちろん敵対していた武将のブームを許すわけが無かった。
しかし、幸村の本名は「真田信繁」。「幸村」と言う名はこのブームのときにつけられた別名だった。
これより、徳川家からの取り締まりから逃れることに成功したのである。
ますます勢いを増した幸村ブームの中、あの「真田十勇士」が制作された。
「秀吉公は平和な世を目指している…いづれ世はまた乱れる……気がする。」
そう言って猿飛佐助(サル)に仲間を集めるように命令する。
佐助は仲間を無事に集め終えるが、ちょうど幸村が流罪されてしまった時のことだった。
幸村はその後家康に破れ、豊臣氏は滅亡する運命。しかし、ここからが真田十勇士オリジナルの物語である。
幸村が家康の本陣に突っ込んで追い詰める!すると家康は幸村を吹き飛ばす。
しかし、その幸村の正体は…
十勇士の一人、穴山小助だった!!
そのスキに幸村・佐助らは秀頼を連れて密かに脱出!!
薩摩の国へ逃げ延び、末永く暮らすのであった。
第5期の活躍
135話「おしゃれは戦だ、伊達政宗!」で登場。
おしゃれ好きだった伊達政宗がカッコイイ兜を作りたいということで古今東西の武将の兜を見てみることにした。そこで幸村の兜が取り上げられた。
登場の決め手となったのはやはり六文銭。
兜に付いている六文銭は取り外し可能。
財布を忘れたときにも役に立つらしい。
142話「秀吉軍には負けないぞ!忍城攻防戦!」でも登場。
石田三成が水攻めに失敗した忍城を攻略するために援軍として父・昌幸と共に呼び出された。
しかし、忍城の周りは猫の苦手なじめじめとした湿地帯。さすがの幸村もこれには大苦戦。
結局甲斐姫の攻撃にあえなく惨敗し、援軍は失敗に終わった。
その他
2016年には「迷走編」、「大坂の陣編」のエピソードを含む特別総集編が放送された。
2017年に行われた同作の人気キャラクター総選挙では第6位と上位に滑り込んだ。
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