曖昧さ回避
- その場に実際に臨むこと。
- 横山秀夫による日本の警察小説
本記事では横山秀夫による日本の警察小説について記載する。
横山秀夫による日本の警察小説
「終身検視官」の異名を取る警察官が主人公の短編小説で、発表された8編すべてが『小説宝石』(光文社)に掲載された。タイトルの「臨場」とは、警察組織において事件現場に臨み、初動捜査に当たることを意味する。
上農ヒロ昭作画で漫画化され、『週刊漫画TIMES』(芳文社)に連載された。
内野聖陽主演によりテレビ朝日系列で連続テレビドラマ化され、2009年4月-6月に第1シリーズ、2010年4月-6月に第2シリーズがそれぞれ放送、2012年には映画化もされた。
主な登場人物
倉石義男(くらいし よしお)〈52〉
演 - 内野聖陽
L県警本部捜査一課検視官。階級は警視。「終身検視官」の異名を取る。鋭角なヤクザ顔で槍のように細い体躯が特徴的。
巡査を拝命して以来鑑識畑一筋。死体の目利きの鋭さは、歴代の検視官の中でも突出しており、僅かな痕跡や証拠の矛盾を指摘する。上の命令をも平気ではねのけ、組織に囚われない一匹狼。