概要
pixivにおけるイラスト・イメレス企画の一つで、自身が描いたイラスト作品の主なカラーリングを通して色相環図をつくろうというものである。
近衛ミノル氏の提案による。
本記事メイン画像(本記事最上部掲載のイラスト作品)は、氏による「自分のイラストで色相環を作ってみた」のモデル作品である。
企画概要
色相環と本企画
色相環とは人間が知覚する事が出来る三つの原色(三原色)を中心的な軸(点)に、その濃淡による中間色を一つの図の上に円環状に配置したものである。
色相環には全ての色彩が円状になめらかに描かれるものと任意のバリエーション数で色彩各点が独立して円状に配置されるものとがあり、本企画に設定された素材では後者の色相環が使用される。
このとき、本企画ではそのカラーパターン数は12色である。
12色による色相環は12色相環とも呼ばれ、三原色(赤、緑、青)を起点に各色の間の中間色6色、さらにその中間色を加えた12色からなる色相を図式化したものである。
色相環にはその対極に位置する色同士が補色(反対色)関係となるという特徴があり、12色相環においても同様の特徴がある。
企画と企画イメージ
本企画は次のイメージレスポンス素材における12色相環を参考にして、先述のようにこれまで自身が描いたイラストの数々における主なカラーパターンを素材のカラーセルにあてはめることで、「自身のイラスト(とそのカラー)を使用した自分の12色相環」を完成させようというコンセプトのものである。
本企画に合わせ、新たにイラストを作成しても構わない。
また、この際用いるイラスト作品はオリジナルの創作作品だけでなく特定の創作作品を基にした二次創作作品も許可されている。
- 企画イメージ
制作にあたって求められる色相の各種カラーとの整合性の度合いや発表場所関連、固有のテンプレートとその利用にあたっての推奨及び除外項目など、企画のさらに詳細な内容については上記の企画イメージにおけるキャプションを参照。
また同企画イメージでは企画に関する各種事項の掲示だけでなく条件追加、変更、周辺の状況の連絡・報告なども行われているため、企画だけでなくその周辺の動向についても知ることが出来る。
注意点
本企画に参加する作品の制作にあたっては、企画者である近衛ミノル氏より注意事項が発表されている。
本企画は先述のように「自分のイラスト」のカラーを用いて色相環を構成するという趣旨の企画であり、それ以外の、例えば写真などを用いる事は企画趣旨の範囲から外れるものである。
より具体的な例としては、例えばゲーム画面のスクリーンショットを用いたものなどは「自分のイラスト」ではないため、「自分のイラスト」を用いるものである本企画には適さない。
また上掲載の本企画のテンプレートは本企画内でのみその加工を含め使用ができるものあることにも注意が必要である(本企画内であれば使用や加工についての企画者への許可申請などは不要)。
さらに具体的な注意点には上掲載の本企画のイメージ・テンプレートにおけるキャプションを参照。
色彩参考
本企画におけるイメージレスポンス用素材においてデフォルトで提示されている各カラーパターンの大まかな名称は次の通り。企画参加にあたって各色彩を実際に各カラーセルに配置するイラストを選択する際の参考として、表内のリンクから各記事及び実際に各タグを使用している各々の作品も参照されたし。
表:本企画における色相環(参考:上記掲載の企画イメージ)
本企画素材における配置位置(※) | 色名称例 | 補色・反対色位置の色 |
---|---|---|
12時方向 | 赤色 | 青緑色 |
1時方向 | 赤色に近い橙色 | 青色に近い青緑色 |
2時方向 | 橙色 | 青色(藍色) |
3時方向 | 黄色 | 青紫色 |
4時方向 | 黄緑色 | 紫色 |
5時方向 | 緑色 | 赤紫色 |
6時方向 | 青緑色 | 赤色 |
7時方向 | 青色に近い青緑色 | 赤色に近い橙色 |
8時方向 | 青色(藍色) | 橙色 |
9時方向 | 青紫色 | 黄色 |
10時方向 | 紫色 | 黄緑色 |
11時方向 | 赤紫色 | 緑色 |
※:本記事では素材デフォルト例示の相環図配置の表現は一般的な時計文字盤の配置で代用する。
関連タグ
企画関連
「色」関連
関連リンク・外部リンク
pixiv周辺リンク
- 本企画を取り扱った「pixivision」記事 (本企画や本企画を含む具体的な関連イラストの参考に)
外部リンク
- 和色大辞典(原色大辞典)
- 色カラー 12色の色相環チャート
- 視覚的な色合いやそれぞれの名称をはじめ具体的なRGBポイントまたはCMYKポイントや明彩度等の参考に。
- 色相環(武蔵野美術大学 造形ファイル)
- 色相環についての概要理解に。