艦隊"南瓜"祭り
かんたいかぼちゃまつり
艦隊"南瓜"祭りとは、2022年10月14日~11月9日に初開催された『艦隊これくしょん』のゲーム内イベント。
翌年の2023年10月11日~11月2日にも任務と報酬を変え、開催されている
『艦隊これくしょん』の秋のイベントと言えば「鎮守府秋刀魚祭り」。
毎年10月ともなれば世間がハロウィンに浮かれる中、提督たちが仮想大会そっちのけで秋刀魚漁に打って出る、というのが通例となっていた。
(一応ハロウィン要素は限定グラフィックという形で毎年見られてはいた。あれとかこれとかそれとかが有名)
そして迎えた2022年10月中旬。そろそろ秋刀魚祭りだろう、という大方の予想を覆し、まさかの初となるハロウィンイベントが実施されることとなった。
その名も「艦隊"南瓜"祭り」。
任務をこなして「南瓜」を入手するイベントである。
「南瓜」は、新装備「三式弾改二」や改修資材と交換できたほか、期間限定の特殊な「運改修」に使用できた。
2023年艦隊"南瓜"祭り
夏イベ終了後、すぐに開催された2023年の艦隊"南瓜"祭り
南瓜の交換報酬として「一式徹甲弾改」
ウィークリー出撃任務の選択報酬で勲章
拡張作戦の選択報酬で装甲艇(AB艇)や試製東海(別々の選択枠なので両方入手可能)
……などといったなかなか豪華な報酬となっていた。
さて、その報酬を得るための任務
ハロウィン衣装を着た艦娘を編成し出撃するという点では昨年の南瓜祭りと同じだが、指定された艦娘の選択肢に「建造や通常海域ドロップの艦娘」が必ずあった2022年と異なり、今年は指定された艦娘がほぼ「限定海域でのドロップ艦」の任務もあって難易度があがっている。
一応、イベント期間限定で通常海域ドロップもあり、該当の艦娘が居なくても入手する手段が用意はされているが……。
特に人によって難易度があがるのが【限定週間任務】
拡張作戦の前提任務の1つである。
「阿武隈&伊201」or「鵜来&稲木」or「瑞穂&Brooklyn&Johnston」を含む艦隊で、6-1~6-3へ行くというもので、特に6-3は「瑞穂、Brooklyn、Johnston」の編成以外では不可能であり、Brooklyn掘りからスタートの提督も少なくはなかった。
6-1も「阿武隈、伊201」じゃないとルート固定が出来ないのだが、ランダムとは言えボス到達可能なためか伊201は限定ドロップ対象外となっている
ちなみに拡張作戦のもうひとつの前提任務は「清霜改二任務」
改二にするのに設計図と戦闘詳報が要ることや清霜改二の任務のツリーには浦波改二や鬼怒改二の任務があるので、人によってはそこで苦労する場合もあった。
そしてかぼちゃにはもう一つの利用効果があり、それが幸運値の改修である。
幸運値は、回避・クリティカル発生率・カットイン攻撃の発動率等に影響を及ぼすため、ベテラン提督になるほど重要視することになる。
しかも普段は「潜水艦娘まるゆまたは海防艦娘を利用した近代化改修」のみで、上げ幅も+1〜8とギャンブル性が高くランダムになる。
しかし南瓜を利用した場合――
- 同名艦娘(改造段階を問わず)2隻で+3確定。
- 同名艦娘+同型艦娘4隻で高確率で+3。
- 同型艦娘で+1〜3。
と、まるゆ改修や海防艦改修に比して上げ幅は低いものの、同名艦を複数用意できる場合には非常に効率的に幸運値を上昇させることが可能となる。
交換用の南瓜が余った場合には、お気に入りの艦娘や主力を担う艦娘に南瓜改修を施すのも良いだろう。
艦これで南瓜といえば彼女が黙っているわけがないのは承知の通り。
というかこのイベントの「南瓜」、アイテム欄の説明によれば「艦娘が丹精込めて畑で栽培した国産の南瓜」であるらしい上に、当の運営も「あの艦娘らが丹精込めて作った、美味しい"南瓜"」との紹介文を記している。
「あの艦娘」が誰のことを指しているかは……もはや語るまでもないだろう。
また南瓜改修についても、「もう嫌になるほど沢山のかぼちゃ料理が出され続ける」という地獄絵図を想像する提督もいる。