概要
『ジョジョの奇妙な冒険』第8部「ジョジョリオン」の登場人物の1人。
暴走し、1人歩きする“スタンド”ミラグロマンという名の都市伝説の呪いに取り付かれてしまっただの一般人。
杜王町で暮している若者で、常秀と同じくアイドルの「七美レナ」の大ファンで、物語が始まる2年前にドイツのハンブルクへライブを観に旅行へ行った際にとあるホームレス(実はミラグロマンの呪いの感染者)の金を出来心からくすねた事により“ミラグロマンの呪い”に取り憑かれてしまう。
以降、呪いの影響で餓死寸前まで追い込まれながらもお金さえ使わなければ金は増えない=物を恵んでもらえば金は増えないなど言った対処法を見つけ出して2年間も呪いに耐え続けたタフな精神の持ち主でもある。
とはいえ、呪いの為に生活がままならず、その為に(知らなかったとはいえ)お金を破壊してしまった為に完全に呪いが自身に移り、逃れられない状況に陥ってしまった為、何とか呪いから解放されるために誰かにババを引かせるべく
- 自身の好きなアイドルの名前の語呂合わせという暗証番号を推測しやすい口座を作って、呪いで増えたお金を預けておく。
- その口座のクレジットカードが入った財布を先述のアイドルのライブ会場のグッズ売り場にわざと置き財布にする。
- どこかの何も知らない間抜けが財布を盗み、その口座から金を引き出して何処かで破壊してもらうのを待ち続ける。
という罠を張り続け、一度は常秀に呪いを押し付けることに成功するが、最終的にようやく呪いから解放されたと思っていた矢先に居場所を突き止めた常秀に再び呪いを移し返され、またしても金に苦しめられる生活に逆戻りしてしまった。
なお本人はその際に2度と姿を見せない様にとぶちのめされ呪いの発動で大量に湧いた紙幣の中へと埋もれて行った…。
ジョジョリオンの本題である“呪い”を解く事ができず、“呪い”に屈してしまった例の1つかもしれない。
ちなみに何故杜王町の人たちがミラグロマンの呪いについて知っているのかは不明だが、彼以外の人物がこの呪いを持ちこんで、それが広まった可能性があるが詳細は不明。