ミラグロマン
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みらぐろまん
『ジョジョの奇妙な冒険』第8部「ジョジョリオン」に登場するスタンド。
単行本14巻に登場するスタンド能力。
能力……よりは呪いに近く、アヌビス神やノトーリアス・B・I・G等と同じく、本体不在で独り歩きしているタイプのスタンドの一種と思われる。
紙幣に宿った呪いで、その内容は「金を使えば使うほど増えていく」もの。
買い物をすれば釣り銭が払った額よりも多く返ってきたり、ギャンブルをすれば必ず大当たりする等、増え方は様々。
初めは当人も気を良くするが、次第に両手で抱えきれない程に現金が増えていき、果ては部屋を埋め尽くす程に金が溢れた頃には、最早「どうすれば金を使わずにいられるか」を考えて生き続けなければならない生き地獄を味わう事態に陥る。
呪いを持った紙幣は、必ず記番号の末尾が「13」になっているのが特徴。
この呪いから逃れる方法は、所持金を別の誰かに「破壊」して貰うだけ。これによって、破壊した者に呪いが完全に移る。
スタンドの発生源は、訴訟に負けたのをきっかけに精神を病んだ挙げ句に、家族と無理心中した武器商人とされているが、都市伝説の域を出ないらしい。
作中では、アイドルの握手会の物販会場にやってきた東方常秀が、前に並んでいた男・苦竹財平の財布をネコババしたのをきっかけに、呪いを移される。
杜王町の住民の多くは、このスタンドの存在を知っているらしいが……。
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すべて見る本編のないヒ口ピン小説・あらすじ1 黄金の海~偽金に阻まれ、沈められる四葉の戦姫達の正義~
「うぐぐっ……、偽紙幣がアタシの電気を遮断するうえ、たまに偽硬貨が磁石化してこっちに飛んでくるから、すごくやりづら……うわっ!?」 「マリー! (ど、どうしよう。あたしが下手に技使うと街の街路樹や埋もれた人達に引火しちゃう。 かといって、このまま偽金の海が拡がるのを野放しにするわけにはいかないし、コバルトの方も心配だし……。)」 『けけけけっ。こんだけ金があるってのに、二人して顔を露骨に曇らせたり、しかめたりしちゃって、四葉の戦姫は贅沢だネ。』 『せっかく、短いスカートからパンチラする心配がなくなる程、貨幣や紙幣に溢れてるんだから、もっとにこやかにしてないと、キュートな顔が台無しになっちゃうゾ?』 「このォ……、いけしゃあしゃあと、言っちゃって。アンタ達が馬鹿の一つ覚えみたいに偽金増やして、人々を街ごと埋もれさせたら、誰だって怒るに決まってるでしょうが!」 人間社会等の侵略を目論む怪人達による暗躍組織・グラント。 その組織の凶行に対し、変身衣装を纏ったうえで、何度も食い止めては街や罪無き人達を守ってきた四葉の戦姫・クローバーローゼとクローバーマリーだったが、ある日、元々耐電性があるうえに燃えやすい紙で出来た偽紙幣を、硬貨つきで大量発生させて操る新幹部達のガンメタ戦法に、思わぬ苦戦を強いられる。 それでも諦めず、2人一緒に鶴風の翼を羽ばたかせながら嘲う幹部・マネクレーンとカネクレーンの小さな体を狙って、偽金増産を止めようとするローゼ達。 だが、敵が操りながら盾にする偽紙幣の束や、偽貨幣の弾丸によって、阻まれてしまっていた。 果たして、2人は黄金色の海と化した街で暴虐を働く元凶を打破できるのか? そして、一番厄介な者の分断と、民間人をシュセンドロン化させての操作を担う、三人目の幹部・コネクレーンの奸計に遭った、もう一人の四葉の変身戦姫・クローバーコバルトは、民間人を救助したうえでコネーンを撃破し、2人の窮地に駆けつける事が出来るのか──? (本編に続……かない?) ーーーーーーー こんにちは。今回は、こえだ商店さん原作のマンガ・四葉の戦姫クローバーローゼに関する二次作品を投稿しました。 ※2022.10/2 キャプションのあらすじの文章内の脱字修正。311文字pixiv小説作品