曖昧さ回避
- シャンソンの代表的な楽曲「枯葉」の英題。アメリカ合衆国版「Autumn Leaves」では歌詞が変えられた。⇒Wikipediaの同記事
- 『ジョジョの奇妙な冒険』第8部「ジョジョリオン」に登場するスタンド。本稿で解説。
- あーるのーと制作「東方M-1ぐらんぷり」での秋姉妹による漫才ユニット。 →オータムリーブス
概要
四足の軟体動物のようなスタンドで、道路に落ちているイチョウの葉の下に無数に潜んでいる。
本体は存在せず、単行本でも「スタンド使い(本体)は存在しない自然現象能力と考えられる」と説明されている。
「イチョウの葉を踏むと、踏んだ本人も気づかないほどのスピードで滑り、また元の位置にもどってくる」という現象を引き起こす。滑るスピードは周りの人間でも視認できないほどで、スマホの動画で撮影することでやっと気づくことができるレベル。
周辺住民はこの現象を利用し、わざと私物に身体を当てさせて壊すことで「ゆすり」を行ったり、怪しい荷物の取引の際に容疑をおっかぶせたりした。
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スタンド ジョジョの奇妙な冒険・スタンド一覧 群体型スタンド
ネタバレ
第8部第22話「ジョニィ・ジョースターの伝説」
ネタバレ注意
1901年、謎の病に罹った妻の東方理那を救う為、ジョニィ・ジョースターは聖なる遺体をアメリカ合衆国から持ち出した。そして妻の故郷である日本の町・杜王町に赴き、海岸の「瞑想の松」の根元で理那の病を等価交換して「治した」。しかし、よりにもよってその交換の矛先が息子のジョージ・ジョースターに向かってしまい、今度はジョージが危篤状態に陥ってしまう。
覚悟を決めたジョニィは、今のカツアゲロードにてジョージとバックに入れた聖なる遺体と共に馬に乗り、ジョージを遺体ごとタスクで撃ち抜いた。遺体の力で自分自身に病とタスクの攻撃を移し、その拍子で落馬した所を岩に頭を潰されて、ジョニィはその命を落とした。
この際ジョニィの手元にはイチョウの落ち葉が触れていた。描写から見るに、この際イチョウを動かす事で岩を頭の上に落とすという行動をしていたと思われる。この時から本項のスタンド現象が出現し始めた為、このスタンドの真の名前は「タスクACT4」、あるいはさらに進化した「タスクACT5」である可能性が高い(死亡後でも残り続けるスタンドの例は以前にも登場している)。
しかし、ACT4の特性上目的が達成されれば本来解除される筈の能力がなぜ今も残り続けているのかという謎も残している。
この伝説を語った老人も「伝説というファンタジーに過ぎないので真偽は分からない」という発言も相まって、果たしてただ暴走してイチョウを動かしたのか、それとも他の意図でイチョウに能力を移したのかという謎が深まっている。
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