概要
蔵王連峰の西麓の山間部に位置。
温泉街には多くの宿泊施設や共同浴場があり、スキーや登山の拠点としても知られていて多くのレジャー客が訪れる。
その歴史は古く、西暦110年頃に日本武尊配下の武将が発見したという伝説がある。
また地元の酢川温泉神社に関する古文書で確認できる範囲で、少なくとも873年頃には温泉地として存在したとされている。
泉質の特徴
蔵王温泉は「強酸性硫黄泉」として知られ、白く濁った湯が特徴的である。
pHが1~2と非常に酸性が強く、殺菌作用に優れ、皮膚疾患や疲労回復に効果があるとされている。
また温泉に浸かると肌がスベスベになるため、「美肌の湯」とも呼ばれている。
源泉かけ流しの温泉は湯治にも利用される事も多い。